日曜はお休みですが [サイクリング]
連敗を止めたい大事なホームFC東京戦は、相変わらずお仕事のため不参戦。
翌日の日曜は久々のお休みなのですが、業務命令で耐久レースに参加させられるということで、何だか仕事してたほうが楽じゃねと言う気がする今日この頃。
少しでも楽をしようと、夜中ですが愛車のメンテをしております。
まずは、グリスが切れるとすぐ鳴きだすホローテックⅡ君のために、クランクを分解・清掃してグリスアップです。
うちのクランクは、プラスチックハンマーを使わないと外れてくれませんが、軽いバイクなので手で持って宙に浮かして叩いているので、夜中でも大丈夫。
ハイモジュラスカーボンを薄く成型したフレームなので、パーツから少しでも音が出ると、驚くほど大きく反響して異常を知らせてくれます。(笑)
クランクのわずかな鳴きも、小動物の鳴き声のように響きますから。
あちこちいじっていて、重要な発見がありました。
このバイクは、段差などを越えるときに「ガラガラガッシャーン」という感じの音を響かせながら走行します。ずっと、チェーンがステーに当たっているか、フレームの中に何かゴミでも残っているのだろうと思っていたのですが、ついにその犯人を見つけたのです。
その犯人は、こいつ。
マビックのキシリウム系ホイールのハブです。
キシリウム系のホイールは、シールドベアリングを左右から挟んでハブを形成していて、挟む力を調整してガタをなくしてゆきます。
しかし、完全にガタをなくそうとすると回転が渋くなってしまうために、どうしても若干のガタを残さざるを得ません。
その僅かなガタが路面の振動を受けて出した音が、反響性の良好なフレームによって増幅されて「ガラガラガッシャーン」という感じの音になっているのです。
原因が判って、スッキリしたようなしないような変な気分。
土曜日は勝利を祈りつつお仕事へ、日曜日は午前2時起きで耐久レースに行ってきます。
スタジアムへ行かれる皆さま、どうぞよろしくお願いします。
翌日の日曜は久々のお休みなのですが、業務命令で耐久レースに参加させられるということで、何だか仕事してたほうが楽じゃねと言う気がする今日この頃。
少しでも楽をしようと、夜中ですが愛車のメンテをしております。
まずは、グリスが切れるとすぐ鳴きだすホローテックⅡ君のために、クランクを分解・清掃してグリスアップです。
うちのクランクは、プラスチックハンマーを使わないと外れてくれませんが、軽いバイクなので手で持って宙に浮かして叩いているので、夜中でも大丈夫。
ハイモジュラスカーボンを薄く成型したフレームなので、パーツから少しでも音が出ると、驚くほど大きく反響して異常を知らせてくれます。(笑)
クランクのわずかな鳴きも、小動物の鳴き声のように響きますから。
あちこちいじっていて、重要な発見がありました。
このバイクは、段差などを越えるときに「ガラガラガッシャーン」という感じの音を響かせながら走行します。ずっと、チェーンがステーに当たっているか、フレームの中に何かゴミでも残っているのだろうと思っていたのですが、ついにその犯人を見つけたのです。
その犯人は、こいつ。
マビックのキシリウム系ホイールのハブです。
キシリウム系のホイールは、シールドベアリングを左右から挟んでハブを形成していて、挟む力を調整してガタをなくしてゆきます。
しかし、完全にガタをなくそうとすると回転が渋くなってしまうために、どうしても若干のガタを残さざるを得ません。
その僅かなガタが路面の振動を受けて出した音が、反響性の良好なフレームによって増幅されて「ガラガラガッシャーン」という感じの音になっているのです。
原因が判って、スッキリしたようなしないような変な気分。
土曜日は勝利を祈りつつお仕事へ、日曜日は午前2時起きで耐久レースに行ってきます。
スタジアムへ行かれる皆さま、どうぞよろしくお願いします。
ジャパンカップ2013 記者発表会 [サイクリング]
羽田空港で行われたジャパンカップ記者発表会に行ってきました。
窓の外は、こんな風景。ヒコーキ好きの私は、気が散ります(笑)
いつものように佐藤・宇都宮市長の挨拶でスタート。
JCF副会長さんの挨拶に続いて、いよいよ参加チームの発表です。
今年のUCIプロチームは、何と7チームも参加。
オメガファーマ・クイックステップ
スカイ・プロサイクリング
レディオシャック・レオパード
キャノンデール・プロサイクリング
チーム・サクソ・ティンコフ
ランプレ・メリダ
ガーミン・シャープ
サガン兄弟のような大物の参加は発表されていませんが、昨年のバッソの優勝を受けて、このお方の闘志に火が付いてしまい、参加を直訴したとかいう話も伝わってきています。
今年も、ガチンコの好レースが期待できそう。
日本人選手は、キャノンデールの増田選手、サクソ・ティンコフの宮沢選手の参加が濃厚。それに加えて、UCIプロコンチネンタルチームとして参加するチャンピオンシステムからは、西園選手が参加。
きっと、凱旋レースとなるこの大会を盛り上げてくれるでしょう。
チャンピオンシステムと言えば、主催者からいただいたチーム画像を見てびっくり。
左下に写っているチームバイクは、私の愛車 FUJI ALTAMIRAではありませんか。
よーし、おじさんも応援しちゃうぞ。
国内チームのほうはツールド北海道の結果を受けて発表とのことでしたが、われらが宇都宮ブリッツェンは、今年は苦しい。
栗村さんからは、主催者推薦枠での出場となるかもと弱気の発言も。
そんなこと言わず、頑張ってよ!
そのほかのチームは、例年どおり。
ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームなのですが、クリテリウム・スペシャルチームでは、会長が再び参加。
また、別府選手に活を入れるのでしょうか(笑)
チーム紹介が終わると、栗村さん、弱虫ペダル作者の渡辺さん、大会サポーターの山田玲奈さん、今中大介さんによるトークショー。
弱虫ペダルは読んだことありませんが、この渡辺さん、確かに去年の会場にいましたわ。
そして、今日着ているジャージが、今年のジャパンカップ公式ジャージ。
劇中の総北高校ジャージをイメージしたとか。
半袖ジャージ、ビブショーツ、アームカバーが販売されるそうです。
会場の壁際には、参加チームのジャージとバイクが展示されていました。
10月12日から17日には、空港内の特設会場にこれらのバイクとニュートラルカーが展示されるそうなので、運の良い人は見れるでしょう。
観戦者向けの新たな試みとして、自転車をそのまま載せることができるサイクルトレインを運行するとか、JALの路線と組み合わせた観戦ツアーが催行されるという話も出て、今後の正式発表が待たれます。
さらに「友の会」イベントは今年も行われるようですので、昨年は参加できなかった方には、チャンスです。
価格も下がるとのことですので、こちらも要注目ですね。
大会は、10月18日(金)のオープニング・イベントでスタート。
19日にはフリーラン、チャレンジレースとオープンレースが古賀志山会場で、クリテリウムが大通り会場で行われ、20日に古賀志山会場で本戦が行われます。
翌週には、さいたまクリテリウムも控えていますが、それに負けない熱い闘いが繰り広げられることでしょう。
注:参加選手およびチームの画像は、主催者の許可の下で提供されたものを使用しています。
窓の外は、こんな風景。ヒコーキ好きの私は、気が散ります(笑)
いつものように佐藤・宇都宮市長の挨拶でスタート。
JCF副会長さんの挨拶に続いて、いよいよ参加チームの発表です。
今年のUCIプロチームは、何と7チームも参加。
オメガファーマ・クイックステップ
スカイ・プロサイクリング
レディオシャック・レオパード
キャノンデール・プロサイクリング
チーム・サクソ・ティンコフ
ランプレ・メリダ
ガーミン・シャープ
サガン兄弟のような大物の参加は発表されていませんが、昨年のバッソの優勝を受けて、このお方の闘志に火が付いてしまい、参加を直訴したとかいう話も伝わってきています。
今年も、ガチンコの好レースが期待できそう。
日本人選手は、キャノンデールの増田選手、サクソ・ティンコフの宮沢選手の参加が濃厚。それに加えて、UCIプロコンチネンタルチームとして参加するチャンピオンシステムからは、西園選手が参加。
きっと、凱旋レースとなるこの大会を盛り上げてくれるでしょう。
チャンピオンシステムと言えば、主催者からいただいたチーム画像を見てびっくり。
左下に写っているチームバイクは、私の愛車 FUJI ALTAMIRAではありませんか。
よーし、おじさんも応援しちゃうぞ。
国内チームのほうはツールド北海道の結果を受けて発表とのことでしたが、われらが宇都宮ブリッツェンは、今年は苦しい。
栗村さんからは、主催者推薦枠での出場となるかもと弱気の発言も。
そんなこと言わず、頑張ってよ!
そのほかのチームは、例年どおり。
ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームなのですが、クリテリウム・スペシャルチームでは、会長が再び参加。
また、別府選手に活を入れるのでしょうか(笑)
チーム紹介が終わると、栗村さん、弱虫ペダル作者の渡辺さん、大会サポーターの山田玲奈さん、今中大介さんによるトークショー。
弱虫ペダルは読んだことありませんが、この渡辺さん、確かに去年の会場にいましたわ。
そして、今日着ているジャージが、今年のジャパンカップ公式ジャージ。
劇中の総北高校ジャージをイメージしたとか。
半袖ジャージ、ビブショーツ、アームカバーが販売されるそうです。
会場の壁際には、参加チームのジャージとバイクが展示されていました。
10月12日から17日には、空港内の特設会場にこれらのバイクとニュートラルカーが展示されるそうなので、運の良い人は見れるでしょう。
観戦者向けの新たな試みとして、自転車をそのまま載せることができるサイクルトレインを運行するとか、JALの路線と組み合わせた観戦ツアーが催行されるという話も出て、今後の正式発表が待たれます。
さらに「友の会」イベントは今年も行われるようですので、昨年は参加できなかった方には、チャンスです。
価格も下がるとのことですので、こちらも要注目ですね。
大会は、10月18日(金)のオープニング・イベントでスタート。
19日にはフリーラン、チャレンジレースとオープンレースが古賀志山会場で、クリテリウムが大通り会場で行われ、20日に古賀志山会場で本戦が行われます。
翌週には、さいたまクリテリウムも控えていますが、それに負けない熱い闘いが繰り広げられることでしょう。
注:参加選手およびチームの画像は、主催者の許可の下で提供されたものを使用しています。
ツールドのとのご案内 [サイクリング]
先週末、9月14日-16日に開催されるツールドのとの要項が届いていました。
まだ5月でしたから、こんなに早く来るとは思ってませんでした。
年々、案内が早くなってきているように感じるのは、気のせいかな。
それはともかく、今年は行くのが厳しそう。
上司が替わって、前任者から私がこうしたイベントに参加する人だということは伝わっているらしく「レースとかイベントに行くなら、早めに言ってね」とは言われているものの、それで3連休とか5連休するとは思っていないような様子。
折を見て、さらっと聞いてみましょう。(笑)
今年は3日目のコースが大幅に変わり、氷見から高岡市も通って、倶利伽羅峠付近の山越えで石川県に戻るという鬼のようなコース。
面白そうなので、走ってみたいんですけどねえ。
まだ5月でしたから、こんなに早く来るとは思ってませんでした。
年々、案内が早くなってきているように感じるのは、気のせいかな。
それはともかく、今年は行くのが厳しそう。
上司が替わって、前任者から私がこうしたイベントに参加する人だということは伝わっているらしく「レースとかイベントに行くなら、早めに言ってね」とは言われているものの、それで3連休とか5連休するとは思っていないような様子。
折を見て、さらっと聞いてみましょう。(笑)
今年は3日目のコースが大幅に変わり、氷見から高岡市も通って、倶利伽羅峠付近の山越えで石川県に戻るという鬼のようなコース。
面白そうなので、走ってみたいんですけどねえ。
日本人がTDFで勝つには [サイクリング]
自転車会館で行われた「日本人がツールドフランスに勝つためには」というセミナー(というよりトークショーかな)に行ってきました。
講師は、宇都宮ブリッツェンの栗村監督とエキップアサダの浅田監督。
そして、MCが白戸さんというJSportsでおなじみのメンバーです。
まだまだロードレースがマイナーなスポーツであるという現状から、世界の頂点とも言えるツールドフランス制覇という目標を実現するために何が必要か、監督として現場で活躍している方の生の声が聞けました。
まだ遠い目標であるため具体的な話は少なかったものの、方法論としては次の2つ。
1.自転車競技を広める
認知度を上げて良い人材を確保する
地域密着型の独立チームや人気チームで裾野を広げる
2.世界へ向けた育成システムの確立
先進地域での拠点確保
ノウハウ、知識の蓄積
オーガナイザーを含めた世界への方向付け
この2つとも、サッカー界のJリーグが成功例として挙げられて、見倣いたいという意見が出たのは意外でした。
観客動員の伸び悩みが問題になっていますし、個人的には、選手生活が短いのに高くない年俸でプレーする選手が多かったり、リーグで戦うためのクラブの負担が重かったりしていて、手放しで喜べるような状況ではないと思っているからです。
それでも、自転車競技界から見れば野球界やサッカー界は雲の上の世界なのでしょう。
某横浜の野球チームの予算があればツールで戦うチームを作れるので、万年最下位の野球を止めて自転車界へ入って欲しいとか、冗談だか本音かわからないような発言も。
途中から講師として参加した右京さんも、自転車の認知度向上を目指したいと本気で言っていましたので、きっと何か動きがあるはず。
はるか遠い目標ですが、一歩一歩近づくよう現状を変えてゆくことが重要。
そうした活動を少しでも支えてゆければと思います。
このセミナーの後には、5月に行われるツアーオブジャパンの記者発表会。
今年からUCIクラス2−1として開催されるようになり、よりレベルの高いチーム、選手の参加が見込まれます。現在、UCIプロチームの招聘も行っているとのこと。
チーム右京の土井選手も登場して、獲得ポイントと給料は比例すると言っていましたので、より白熱した戦いが見られることを期待したいと思います。
講師は、宇都宮ブリッツェンの栗村監督とエキップアサダの浅田監督。
そして、MCが白戸さんというJSportsでおなじみのメンバーです。
まだまだロードレースがマイナーなスポーツであるという現状から、世界の頂点とも言えるツールドフランス制覇という目標を実現するために何が必要か、監督として現場で活躍している方の生の声が聞けました。
まだ遠い目標であるため具体的な話は少なかったものの、方法論としては次の2つ。
1.自転車競技を広める
認知度を上げて良い人材を確保する
地域密着型の独立チームや人気チームで裾野を広げる
2.世界へ向けた育成システムの確立
先進地域での拠点確保
ノウハウ、知識の蓄積
オーガナイザーを含めた世界への方向付け
この2つとも、サッカー界のJリーグが成功例として挙げられて、見倣いたいという意見が出たのは意外でした。
観客動員の伸び悩みが問題になっていますし、個人的には、選手生活が短いのに高くない年俸でプレーする選手が多かったり、リーグで戦うためのクラブの負担が重かったりしていて、手放しで喜べるような状況ではないと思っているからです。
それでも、自転車競技界から見れば野球界やサッカー界は雲の上の世界なのでしょう。
某横浜の野球チームの予算があればツールで戦うチームを作れるので、万年最下位の野球を止めて自転車界へ入って欲しいとか、冗談だか本音かわからないような発言も。
途中から講師として参加した右京さんも、自転車の認知度向上を目指したいと本気で言っていましたので、きっと何か動きがあるはず。
はるか遠い目標ですが、一歩一歩近づくよう現状を変えてゆくことが重要。
そうした活動を少しでも支えてゆければと思います。
このセミナーの後には、5月に行われるツアーオブジャパンの記者発表会。
今年からUCIクラス2−1として開催されるようになり、よりレベルの高いチーム、選手の参加が見込まれます。現在、UCIプロチームの招聘も行っているとのこと。
チーム右京の土井選手も登場して、獲得ポイントと給料は比例すると言っていましたので、より白熱した戦いが見られることを期待したいと思います。
Time始めました [サイクリング]
今まで使っていたペダルは、Look PP-256という古〜いもの。
ビンディングペダルの元祖とも言うべき形式のペダルではありますが、既にメーカーではKeoという後継モデルを2005年に投入し、2009年には改良型のKeo2MAXというモデルを発表しています。
ビンディングペダルを使う上で、消耗品であるクリートが入手しにくくなってきたため、次期ペダルとしてKeo2MAXを使おうと昨年年初に準備を始めたものの、5月に肋骨を折ってしまい1シーズンを棒に振るなど、切り替えの機会を逸してしまっていました。
そんな中、今月初めにショップのお年玉セールで見つけてしまったのです。
Time iClick Racerというペダル。
脱着が非常に容易で、装着後もクリートの自由度が高くてヒザに優しいという、まさに私のためのようなペダルです。
このペダルは、2010年に発表された規格を使用した第一世代のペダルで、2013年モデルでは既に第3世代となってしまったので、在庫品を処分価格で売り出したようです。
ただ、Timeのクリートはそのまま歩けるのに、耐久性が低いことが難点。
そして、「そのまま歩ける」ためにクリートを保護するクリートカバーを作るメーカーがなかったので、購入をためらっていました。
しかし、ネットで調べてみると、某関西メーカーのクリートカバーを加工すると簡単に利用できることが判明。
クリートカバーの隅をニッパーでペチペチと切ってしまえば、それでおしまい。
こんなにきれいに納まります。
雪も消え、ようやく今日は暖かくなったので軽く走ってきましたが、クリートが動く違和感も特になく、良い感じ。着脱も簡単です。
クリートの前後位置をもう少し調整すれば、より良くなるでしょう。
クリートカバーも良好なので、今シーズンはTimeで行ってみたいと思います。
ビンディングペダルの元祖とも言うべき形式のペダルではありますが、既にメーカーではKeoという後継モデルを2005年に投入し、2009年には改良型のKeo2MAXというモデルを発表しています。
ビンディングペダルを使う上で、消耗品であるクリートが入手しにくくなってきたため、次期ペダルとしてKeo2MAXを使おうと昨年年初に準備を始めたものの、5月に肋骨を折ってしまい1シーズンを棒に振るなど、切り替えの機会を逸してしまっていました。
そんな中、今月初めにショップのお年玉セールで見つけてしまったのです。
Time iClick Racerというペダル。
脱着が非常に容易で、装着後もクリートの自由度が高くてヒザに優しいという、まさに私のためのようなペダルです。
このペダルは、2010年に発表された規格を使用した第一世代のペダルで、2013年モデルでは既に第3世代となってしまったので、在庫品を処分価格で売り出したようです。
ただ、Timeのクリートはそのまま歩けるのに、耐久性が低いことが難点。
そして、「そのまま歩ける」ためにクリートを保護するクリートカバーを作るメーカーがなかったので、購入をためらっていました。
しかし、ネットで調べてみると、某関西メーカーのクリートカバーを加工すると簡単に利用できることが判明。
クリートカバーの隅をニッパーでペチペチと切ってしまえば、それでおしまい。
こんなにきれいに納まります。
雪も消え、ようやく今日は暖かくなったので軽く走ってきましたが、クリートが動く違和感も特になく、良い感じ。着脱も簡単です。
クリートの前後位置をもう少し調整すれば、より良くなるでしょう。
クリートカバーも良好なので、今シーズンはTimeで行ってみたいと思います。
今週末はツールドのとですが・・・ [サイクリング]
今週末の三連休、9月15日〜17日には、能登半島でツールドのとが開催されます。
例年なら、仕事を放ってでも(笑)参加するところですが、今年はかなり忙しくて休めそうもなく、不参加。
神戸の友人たちが無事に完走できるよう、祈りながら仕事をすることになります。
今年のツールドのと2日目(輪島から能登島)のコースは、通常と少し変えてきました。
昼食場所が、いつもの内浦総合運動公園から、内陸の柳田植物公園に変わり、その付近のルートも海岸沿いから内陸をショートカットするようになっています。
この変更で、全体の走行距離は約10km短くなりました。
しかし、スタート地点から昼食場所までの距離は逆に約10km伸びてしまい、しかも昼食場所直前の10kmは上り坂という厳しい変更。
そして、昼食場所から少し下ったあとは、再び桜峠への長い登りが始まります。
それを考えると、朝食を含めた補給のバランスが難しい。
激しい運動をした直後は食欲が抑えられる傾向にありますし、直後の登りを考えると、今回の昼食場所ではあまり多すぎる補給をしないほうが良いのかもしれません。
私なら、朝食時にカロリーを十二分に摂り、途中の休憩ポイント、昼食場所では控えめな補給。そして、桜峠で十分な補給を摂るようにしたいと思います。
ツールドのとの食事は、若干の例外を除いて美味しいものが提供されるので残念な気もしますが、真夏のような暑さが続くと思われる中で、約10kmの登りを2本続けてとなると、やむを得ないかと。
暑い天候もあって、かなりキツイと思われますので、参加する皆さまは十分ご注意を。
コンビニや自販機などを自主休憩ポイントとするのも良いと思います。
どうか、無理せず無事に完走を目指してください。
例年なら、仕事を放ってでも(笑)参加するところですが、今年はかなり忙しくて休めそうもなく、不参加。
神戸の友人たちが無事に完走できるよう、祈りながら仕事をすることになります。
今年のツールドのと2日目(輪島から能登島)のコースは、通常と少し変えてきました。
昼食場所が、いつもの内浦総合運動公園から、内陸の柳田植物公園に変わり、その付近のルートも海岸沿いから内陸をショートカットするようになっています。
この変更で、全体の走行距離は約10km短くなりました。
しかし、スタート地点から昼食場所までの距離は逆に約10km伸びてしまい、しかも昼食場所直前の10kmは上り坂という厳しい変更。
そして、昼食場所から少し下ったあとは、再び桜峠への長い登りが始まります。
それを考えると、朝食を含めた補給のバランスが難しい。
激しい運動をした直後は食欲が抑えられる傾向にありますし、直後の登りを考えると、今回の昼食場所ではあまり多すぎる補給をしないほうが良いのかもしれません。
私なら、朝食時にカロリーを十二分に摂り、途中の休憩ポイント、昼食場所では控えめな補給。そして、桜峠で十分な補給を摂るようにしたいと思います。
ツールドのとの食事は、若干の例外を除いて美味しいものが提供されるので残念な気もしますが、真夏のような暑さが続くと思われる中で、約10kmの登りを2本続けてとなると、やむを得ないかと。
暑い天候もあって、かなりキツイと思われますので、参加する皆さまは十分ご注意を。
コンビニや自販機などを自主休憩ポイントとするのも良いと思います。
どうか、無理せず無事に完走を目指してください。
TREK Madone試乗 [サイクリング]
忙しい合間に、近所のショップで開催された試乗会に行ってきました。
お目当ては、2013モデルの新型TREK Madone6。
KVF(カムテール・バーチャル・フォイル)という空力に優れた形状のチューブを使ったり、リア・ブレーキをBB下に登載するインテグレーテッド・ブレーキを採用したりと、意欲的な製品です。
気になっていたのは、カンチェラーラが好んで使っているというDomaneとの違い。
あちらは、個人的には好きでないものの、安楽に長距離を走れる点ではずば抜けている感がありますから、新型Madoneをどう味付けしてくるのか、興味津々でした。
で、結論から言うと、恐ろしく安楽で軽快なバイクでした。
持って軽く、乗って軽い。そして操作も軽い。
どちらかというとアンチTREKな私ですが、このMadoneには参りました。
試乗したのは、電動アルテにホイールをアイオロス5 D3チューブラーで組んだMadone6で、フラットペダルが装着されたバイク。この状態で実測6.9kgと、かなり軽量。
乗ってみると、加速も軽快。
サイコンが付いていなかったので実際の速度は判りませんでしたが、周囲の車の流れからすると、50km/h近くまで楽に行ける感じでした。(フラットペダルなので、これ以上回せません!)
試乗車のフレームサイズが大きかったので、クロスバイク的なアップライト・ポジションになってしまった点を考えると、これは凄いことかも知れません。
試乗中に、斜め前からの強風がある区間に入ったとき、違和感を感じました。
身体が感じる抵抗とバイクの進み方が違って感じたのです。そして、エアロホイールの持って行かれかたも、やはり違う。
身体とホイルは押されているけど、フレームはちゃんと進んでいるような、そんな感じ。
以前にDomaneを試乗したときも、似たような強風に遭いましたが、そのときは全体にそれなりの風を感じたものの、特に違和感はなし。
もしかして、これがKVFの威力なのかも知れません。
こちらは、KVFの形状が判る画像。
ダウンチューブの上面は平らにカットされたような形状で、フロントフォークの後端もやはりカットされたような平面であることが判ります。
もしかして、加速の軽快感にも寄与しているのでしょうか。
乗り心地は、Domeneほどではないものの、ロードバイクとしては安楽。
剛性感は、Domaneのほうが高いように感じましたが、決して悪い意味ではなく、軽快さを感じさせる程度にしなやかと言った感じ。
うちのFUJI ALTAMIRAだと、カーボンフレームながら何となく金属チューブのような粘りを感じるのですが、このMadoneはソリッド感がありながら、しなやかさも感じられます。
それでいて、ALTAMIRAより軽いのですから、恐れ入りました。
後ろから見るとこんな感じで、リア・ブレーキが見当たりません。(笑)
それもそのはず、前後のブレーキは、こんな感じでフレームと一体化。
ちなみにこちらが、うちのALTAMIRA君ですが、ブレーキワイヤーがシートポストの脇に伸びているのが判ると思います。
実は、個人的に注目しているのが、このリアブレーキのBB下への実装。
というのも、ロードバイクに乗り始めて以来、左足の太ももがブレーキワイヤーに当たるのが悩みの種だったので、それが解消されるかと思うと嬉しくて。
凄いバイクを作ったものですが、率直な感想を一言。
欲しい。
見た目も性能も、気に入りましたよ。
凄いわ、新型Madone。
そして、メーカーの方に言いたいのは、
これ、Domane要らなくね?
十分安楽だし、軽くて面白い。そして、速い。
ヨーロッパのクラシック・レースに出るんじゃなければ、このMadoneでいいでしょ。
ホントに。
それでも、このMadoneとDomaneの2製品を並立させ、しかもカーボンのグレードを変えたモデルをそれぞれに用意するとは。
TREKは、つくづく恐ろしいメーカーだと感じました。
お目当ては、2013モデルの新型TREK Madone6。
KVF(カムテール・バーチャル・フォイル)という空力に優れた形状のチューブを使ったり、リア・ブレーキをBB下に登載するインテグレーテッド・ブレーキを採用したりと、意欲的な製品です。
気になっていたのは、カンチェラーラが好んで使っているというDomaneとの違い。
あちらは、個人的には好きでないものの、安楽に長距離を走れる点ではずば抜けている感がありますから、新型Madoneをどう味付けしてくるのか、興味津々でした。
で、結論から言うと、恐ろしく安楽で軽快なバイクでした。
持って軽く、乗って軽い。そして操作も軽い。
どちらかというとアンチTREKな私ですが、このMadoneには参りました。
試乗したのは、電動アルテにホイールをアイオロス5 D3チューブラーで組んだMadone6で、フラットペダルが装着されたバイク。この状態で実測6.9kgと、かなり軽量。
乗ってみると、加速も軽快。
サイコンが付いていなかったので実際の速度は判りませんでしたが、周囲の車の流れからすると、50km/h近くまで楽に行ける感じでした。(フラットペダルなので、これ以上回せません!)
試乗車のフレームサイズが大きかったので、クロスバイク的なアップライト・ポジションになってしまった点を考えると、これは凄いことかも知れません。
試乗中に、斜め前からの強風がある区間に入ったとき、違和感を感じました。
身体が感じる抵抗とバイクの進み方が違って感じたのです。そして、エアロホイールの持って行かれかたも、やはり違う。
身体とホイルは押されているけど、フレームはちゃんと進んでいるような、そんな感じ。
以前にDomaneを試乗したときも、似たような強風に遭いましたが、そのときは全体にそれなりの風を感じたものの、特に違和感はなし。
もしかして、これがKVFの威力なのかも知れません。
こちらは、KVFの形状が判る画像。
ダウンチューブの上面は平らにカットされたような形状で、フロントフォークの後端もやはりカットされたような平面であることが判ります。
もしかして、加速の軽快感にも寄与しているのでしょうか。
乗り心地は、Domeneほどではないものの、ロードバイクとしては安楽。
剛性感は、Domaneのほうが高いように感じましたが、決して悪い意味ではなく、軽快さを感じさせる程度にしなやかと言った感じ。
うちのFUJI ALTAMIRAだと、カーボンフレームながら何となく金属チューブのような粘りを感じるのですが、このMadoneはソリッド感がありながら、しなやかさも感じられます。
それでいて、ALTAMIRAより軽いのですから、恐れ入りました。
後ろから見るとこんな感じで、リア・ブレーキが見当たりません。(笑)
それもそのはず、前後のブレーキは、こんな感じでフレームと一体化。
ちなみにこちらが、うちのALTAMIRA君ですが、ブレーキワイヤーがシートポストの脇に伸びているのが判ると思います。
実は、個人的に注目しているのが、このリアブレーキのBB下への実装。
というのも、ロードバイクに乗り始めて以来、左足の太ももがブレーキワイヤーに当たるのが悩みの種だったので、それが解消されるかと思うと嬉しくて。
凄いバイクを作ったものですが、率直な感想を一言。
欲しい。
見た目も性能も、気に入りましたよ。
凄いわ、新型Madone。
そして、メーカーの方に言いたいのは、
これ、Domane要らなくね?
十分安楽だし、軽くて面白い。そして、速い。
ヨーロッパのクラシック・レースに出るんじゃなければ、このMadoneでいいでしょ。
ホントに。
それでも、このMadoneとDomaneの2製品を並立させ、しかもカーボンのグレードを変えたモデルをそれぞれに用意するとは。
TREKは、つくづく恐ろしいメーカーだと感じました。
2012ジャパンカップ 記者発表会 [サイクリング]
10月19,20,21日に宇都宮で開催される 2012ジャパンカップ に先だって、代官山Tサイトで行われた記者発表会に行ってきました。
まずは、佐藤宇都宮市長・実行委員会会長、実行委員でJCF会長代行の大島さんのご挨拶で開会。
引き続き、出場チーム・選手の発表に移ります。
ここで、クリリンと絹代さんが登場。
UCIプロチームは既に発表されていたように、ガーミン・シャープ、オリカ・グリーンエッジ、リクイガス・キャノンデール、サクソバンク・ティンコフバンクの4チーム。
サクソバンクからは宮沢、オリカ・グリーンエッジからは別府が出場予定で、日本人選手の古賀志山の走りが楽しみですが、ガーミンとリクイガスのメンバーが凄い。
ガーミンは、2011のウィナー ネイサン・ハース、2011のウィナー ダニエル・マーティンに加えて、2011クリテのウィナー スティール・ヴァン・フォフを擁しての参戦。
そして、リクイガスは遂にサガン兄弟を送り込んできます。特に、今年のツール・ド・フランスでステージ3勝し、マイヨヴェールを獲得したペテル・サガンの走りが見ものです。
どちらかというとスプリンタータイプのペテル・サガンですが、登りを苦手とはしないので、斜度はあっても登坂距離が短い古賀志山を攻略してしまうだろうとか、逆にパワーを維持できるサガン向きのコースなのではとかの予想もあるほど。
しかし、ただ強いだけでは勝てないのがロードレース。
複数の優勝経験者を中心としたリクイガスの戦略が制するのか、それさえも押さえ込んで「サガン、恐ろしい子」と言わしめるのか、今から非常に楽しみです。
UCIプロコンチネンタルチームからは、カナダのスパイダーテック・パワードバイシーテン、UCIコンチネンタルチームからは、アメリカのジェリー・ベリー・サイクリングとオーストラリアのチーム・バジェットフォークリフツが参戦。
宇都宮ブリッツェンなどの国内チームは、まだ確定していません。
今年からUCIランキングなどで選考されることになったため、ツールド北海道の終了後に決定されることになります。
この他に、ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームが参加しますが、こちらのメンバーも未定のようです。
優勝争いは、ガーミンかリクイガスかと思われますが、ブリッツェンなど他のチームがどれだけトップ争いに絡んで行けるかも興味深いところです。
チーム・選手発表が終わると、今中大介さんが加わってトークショー。
ここで「友の会」スペシャルのグルペットにはクリリンも加わるとの話が出て、びっくり。
クリリンご本人も、個人的に楽しみな反面、会長の反応を心配しているようでしたが、会長には別府選手が話してしまっているはずなので、たぶん大丈夫だと思います。(笑)
友の会Tシャツも、私が2010年にサインをもらったときに、会長ご本人が見てますし。
本当に大丈夫かどうかは、クリテリウム終了後に行われる会長とクリリンとのトークショーで明らかになるでしょう。
トークショーの途中からは、大会のPRキャラクターである「モデルガールズ」の方々が登場し、クリリンの鼻の下が伸びる伸びる(笑)
モデルガールズの方々は、何と土曜の朝に行われるフリーランにジャージを着てロードレーサーで参加するそうなので、こちらを注目したい人も出てくるでしょうね。
最後に、写真撮影を行って閉会。
その後、事務局の方とお話しする機会を得ましたので、いくつか聞いてきました。
まず、「友の会」スペシャル・ツアーについてですが、私個人はクリリンからアイディアをもらったのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。
大会事務局のほうで、海外の大会で有償で選手とのイベントがあることに倣って実施を決め、当初は仕事で来れなかったはずのマキュアンを口説いて、実施にこぎつけたそうです。
問題のツアー価格については、かなり迷ったそうですが、あまり安売りになると次回以降にまたイベントを行う場合に影響が出ることや、海外イベントでの相場を勘案して決定したそうです。
個人的には、安売りしないことには賛成ですね。
また、開催スケジュールがUCIワールドツアーの新レースであるツアーオブ杭州と重なってしまったことについては、サクソバンクの参加メンバー決定が遅れたり、参加してほしいチームに振られたりで、影響が出ているそうです。
UCIワールドツアーでは、もともと10月上旬にツアーオブ北京がありました。そして、その後にジャパンカップ、さらにオーストラリアでジェイコ・ ヘラルドサンツアーと3つのレースが続いていました。
そのため、ジャパンカップ実行委員会としては、参加チーム(特にUCIプロチーム)には、これらの3つのレースにセットで参加してもらったり、スポンサーも3大会セットで提供してもらったりと、アジアでのレースを全体に盛り上げようと考えて活動していたのが、思うようにできにくくなっているようです。
次年度以降もこの状況は続くようで、お隣に中国という大市場ができてしまった影響が、こんなところにも現れてしまっていますが、何とか頑張ってほしいものです。
他には、古賀志山山頂付近での観戦について、観戦者が増えすぎてしまっている対応をどうすべきか悩み中など、興味深いお話を伺うことができました。
とうとうジャパンカップも、世界レベルでの経済の変化の影響を受け出してしまい、地味な大会になってしまうと心配してましたが、優勝争いを始めとしてかなり面白い大会となりそうな気がします。
今年はTV中継もありますので、お暇な方もそうでない方も、ぜひ観戦してみてください。
放送予定は、以下のとおりです。
まずは、佐藤宇都宮市長・実行委員会会長、実行委員でJCF会長代行の大島さんのご挨拶で開会。
引き続き、出場チーム・選手の発表に移ります。
ここで、クリリンと絹代さんが登場。
UCIプロチームは既に発表されていたように、ガーミン・シャープ、オリカ・グリーンエッジ、リクイガス・キャノンデール、サクソバンク・ティンコフバンクの4チーム。
サクソバンクからは宮沢、オリカ・グリーンエッジからは別府が出場予定で、日本人選手の古賀志山の走りが楽しみですが、ガーミンとリクイガスのメンバーが凄い。
ガーミンは、2011のウィナー ネイサン・ハース、2011のウィナー ダニエル・マーティンに加えて、2011クリテのウィナー スティール・ヴァン・フォフを擁しての参戦。
そして、リクイガスは遂にサガン兄弟を送り込んできます。特に、今年のツール・ド・フランスでステージ3勝し、マイヨヴェールを獲得したペテル・サガンの走りが見ものです。
どちらかというとスプリンタータイプのペテル・サガンですが、登りを苦手とはしないので、斜度はあっても登坂距離が短い古賀志山を攻略してしまうだろうとか、逆にパワーを維持できるサガン向きのコースなのではとかの予想もあるほど。
しかし、ただ強いだけでは勝てないのがロードレース。
複数の優勝経験者を中心としたリクイガスの戦略が制するのか、それさえも押さえ込んで「サガン、恐ろしい子」と言わしめるのか、今から非常に楽しみです。
UCIプロコンチネンタルチームからは、カナダのスパイダーテック・パワードバイシーテン、UCIコンチネンタルチームからは、アメリカのジェリー・ベリー・サイクリングとオーストラリアのチーム・バジェットフォークリフツが参戦。
宇都宮ブリッツェンなどの国内チームは、まだ確定していません。
今年からUCIランキングなどで選考されることになったため、ツールド北海道の終了後に決定されることになります。
この他に、ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームが参加しますが、こちらのメンバーも未定のようです。
優勝争いは、ガーミンかリクイガスかと思われますが、ブリッツェンなど他のチームがどれだけトップ争いに絡んで行けるかも興味深いところです。
チーム・選手発表が終わると、今中大介さんが加わってトークショー。
ここで「友の会」スペシャルのグルペットにはクリリンも加わるとの話が出て、びっくり。
クリリンご本人も、個人的に楽しみな反面、会長の反応を心配しているようでしたが、会長には別府選手が話してしまっているはずなので、たぶん大丈夫だと思います。(笑)
友の会Tシャツも、私が2010年にサインをもらったときに、会長ご本人が見てますし。
本当に大丈夫かどうかは、クリテリウム終了後に行われる会長とクリリンとのトークショーで明らかになるでしょう。
トークショーの途中からは、大会のPRキャラクターである「モデルガールズ」の方々が登場し、クリリンの鼻の下が伸びる伸びる(笑)
モデルガールズの方々は、何と土曜の朝に行われるフリーランにジャージを着てロードレーサーで参加するそうなので、こちらを注目したい人も出てくるでしょうね。
最後に、写真撮影を行って閉会。
その後、事務局の方とお話しする機会を得ましたので、いくつか聞いてきました。
まず、「友の会」スペシャル・ツアーについてですが、私個人はクリリンからアイディアをもらったのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。
大会事務局のほうで、海外の大会で有償で選手とのイベントがあることに倣って実施を決め、当初は仕事で来れなかったはずのマキュアンを口説いて、実施にこぎつけたそうです。
問題のツアー価格については、かなり迷ったそうですが、あまり安売りになると次回以降にまたイベントを行う場合に影響が出ることや、海外イベントでの相場を勘案して決定したそうです。
個人的には、安売りしないことには賛成ですね。
また、開催スケジュールがUCIワールドツアーの新レースであるツアーオブ杭州と重なってしまったことについては、サクソバンクの参加メンバー決定が遅れたり、参加してほしいチームに振られたりで、影響が出ているそうです。
UCIワールドツアーでは、もともと10月上旬にツアーオブ北京がありました。そして、その後にジャパンカップ、さらにオーストラリアでジェイコ・ ヘラルドサンツアーと3つのレースが続いていました。
そのため、ジャパンカップ実行委員会としては、参加チーム(特にUCIプロチーム)には、これらの3つのレースにセットで参加してもらったり、スポンサーも3大会セットで提供してもらったりと、アジアでのレースを全体に盛り上げようと考えて活動していたのが、思うようにできにくくなっているようです。
次年度以降もこの状況は続くようで、お隣に中国という大市場ができてしまった影響が、こんなところにも現れてしまっていますが、何とか頑張ってほしいものです。
他には、古賀志山山頂付近での観戦について、観戦者が増えすぎてしまっている対応をどうすべきか悩み中など、興味深いお話を伺うことができました。
とうとうジャパンカップも、世界レベルでの経済の変化の影響を受け出してしまい、地味な大会になってしまうと心配してましたが、優勝争いを始めとしてかなり面白い大会となりそうな気がします。
今年はTV中継もありますので、お暇な方もそうでない方も、ぜひ観戦してみてください。
放送予定は、以下のとおりです。
クリテリウム:
スカパー! J SPORTS BSにて10月20日15時から17時(生中継)無料放送!
ジャパンカップ本戦:
日本テレビ(関東のみ?)にて10月26日26時23分から27時23分(ダイジェスト版録画放送)
スカパー!日テレG+にて10月31日22時から26時30分(完全版録画放送)
FUJI ALTAMIRA(アルタミラ) [サイクリング]
今日は、私のバイク、FUJI アルタミラを紹介したいと思います。
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャを制したバイクで、アメリカのFujiというメーカーの製品。
昔、日本にあった日米富士自転車の「ブランドを引き継ぐ会社」です。
自動車界で言うと、ミニみたいなものかな?
自転車競技界ではマイナーなブランドですが、2010年にグランツールを闘えるバイクとして出してきたのが、このアルタミラ。
サイド・ビューは、こんな感じです。
小さめな自分に合わせて、フレームサイズが小さいためか、某巨大工業のコンパクトロードみたいな感じになっています。
このアルタミラのフレームの最大の特徴は、リア三角。
板きれのように細いシートステーが判るでしょうか。
それに対して、ボックス断面で太いチェーンステー。
細いシートステーで振動を吸収し、太いチェーンステーでライダーのパワーを確実に推進力に変換。
えっ、どこかで聞いたうたい文句ですって?
そりゃそうです。
一世を風靡して他メーカーも追従した、サーベロ R3のコンセプトそのまま。
ただし、アルタミラのほうが剛性はR3よりあって、乗り心地も若干硬めだそうです(サーベロの営業さん談)
シートステーの接合部は、モノステーのようなそうでないような造り。
ブレーキ取付部の上の穴を塞いでしまうと、某マドンと同じような形状になってしまうのを避けたのではないかとの疑惑も(笑)
70mm近くあるダウンチューブと合わせて、BB86というプレスフィットの規格で、BB周りの見た目は非常にボリューミー。
ただし、断面を大きくして剛性を稼いで軽量化しているので、ガチガチに堅いわけではなく、長距離を乗っても足におつりは来ません。
軽めのギアでクルクル回せば軽快に加速してくれる一方、重いギアで踏み込んでも、じんわりと受け止めて加速してくれます。
そのため、走行中のフィーリングとしては、軽量鉄フレームのバイクのような「粘り」を感じることもあって、それがこのフレームの特徴とも言えるでしょう。
カーボン・フレームのバイクで時々ある、プロのために剛性を追求して、ヘタレが乗ると悲しいくらいに無味乾燥な反応しかしてくれないフレームとは、全く違います。
それでいて、このバイクがグランツールを制してしまったのですから、かなり剛性バランスが良くできているのではないでしょうか。
剛性が高いのが好みの今中大介さんのインプレでは、見た目のわりに剛性が高くないせいか、皮肉めいたコメントがありましたが、一般ライダーにとってはちょうどいい剛性だと思います。
ヘッド周りも、やはりボリューミー。
上下非対称のヘッドに、これまた太いフォークで、ハンドリングは安定志向。
振動吸収性は優秀で、素直なハンドリングすが、振り回すのは若干苦手のようです。
こちらが、リアビュー。
やはり、太いダウンチューブと細いシートステーが目につきますね。
バランスの取れた設計のおかげで、荒れた路面でもトラクションを失わず、身体へのダメージを減らして、高速で駆け抜けることができます。
全体的な感想としては、レースにもロングライドにも使える、コストパフォーマンスの良い軽量バイクと言えるでしょう。
デザインや細かい仕上げなど、もう少し頑張ってほしい点もありますが、定価25万円のフレーム(今年7月時点の実売価格は13万円台もあり)で、これだけバランスが良ければ、あまり文句は言えません。
「快適で速く」と言うと某社のDomaneもあって、それと比べると快適性は間違いなく劣っていますし、もしかしたら遅いかも知れません。
しかし、私が乗って面白いのはこちら。
趣味のものですから、操作する楽しみって重要だと思うんです。
このバイクなら、初心者卒業レベルでも乗れると思いますし、上級者でもそれなりに楽しめるでしょう。
限られた予算で名より実を求めるなら、買って損はない、間口の広いバイクだと思います。
仕様
このペダルレスの状態で、6.9kgでした。
昨年のブエルタ・ア・エスパーニャを制したバイクで、アメリカのFujiというメーカーの製品。
昔、日本にあった日米富士自転車の「ブランドを引き継ぐ会社」です。
自動車界で言うと、ミニみたいなものかな?
自転車競技界ではマイナーなブランドですが、2010年にグランツールを闘えるバイクとして出してきたのが、このアルタミラ。
サイド・ビューは、こんな感じです。
小さめな自分に合わせて、フレームサイズが小さいためか、某巨大工業のコンパクトロードみたいな感じになっています。
このアルタミラのフレームの最大の特徴は、リア三角。
板きれのように細いシートステーが判るでしょうか。
それに対して、ボックス断面で太いチェーンステー。
細いシートステーで振動を吸収し、太いチェーンステーでライダーのパワーを確実に推進力に変換。
えっ、どこかで聞いたうたい文句ですって?
そりゃそうです。
一世を風靡して他メーカーも追従した、サーベロ R3のコンセプトそのまま。
ただし、アルタミラのほうが剛性はR3よりあって、乗り心地も若干硬めだそうです(サーベロの営業さん談)
シートステーの接合部は、モノステーのようなそうでないような造り。
ブレーキ取付部の上の穴を塞いでしまうと、某マドンと同じような形状になってしまうのを避けたのではないかとの疑惑も(笑)
70mm近くあるダウンチューブと合わせて、BB86というプレスフィットの規格で、BB周りの見た目は非常にボリューミー。
ただし、断面を大きくして剛性を稼いで軽量化しているので、ガチガチに堅いわけではなく、長距離を乗っても足におつりは来ません。
軽めのギアでクルクル回せば軽快に加速してくれる一方、重いギアで踏み込んでも、じんわりと受け止めて加速してくれます。
そのため、走行中のフィーリングとしては、軽量鉄フレームのバイクのような「粘り」を感じることもあって、それがこのフレームの特徴とも言えるでしょう。
カーボン・フレームのバイクで時々ある、プロのために剛性を追求して、ヘタレが乗ると悲しいくらいに無味乾燥な反応しかしてくれないフレームとは、全く違います。
それでいて、このバイクがグランツールを制してしまったのですから、かなり剛性バランスが良くできているのではないでしょうか。
剛性が高いのが好みの今中大介さんのインプレでは、見た目のわりに剛性が高くないせいか、皮肉めいたコメントがありましたが、一般ライダーにとってはちょうどいい剛性だと思います。
ヘッド周りも、やはりボリューミー。
上下非対称のヘッドに、これまた太いフォークで、ハンドリングは安定志向。
振動吸収性は優秀で、素直なハンドリングすが、振り回すのは若干苦手のようです。
こちらが、リアビュー。
やはり、太いダウンチューブと細いシートステーが目につきますね。
バランスの取れた設計のおかげで、荒れた路面でもトラクションを失わず、身体へのダメージを減らして、高速で駆け抜けることができます。
全体的な感想としては、レースにもロングライドにも使える、コストパフォーマンスの良い軽量バイクと言えるでしょう。
デザインや細かい仕上げなど、もう少し頑張ってほしい点もありますが、定価25万円のフレーム(今年7月時点の実売価格は13万円台もあり)で、これだけバランスが良ければ、あまり文句は言えません。
「快適で速く」と言うと某社のDomaneもあって、それと比べると快適性は間違いなく劣っていますし、もしかしたら遅いかも知れません。
しかし、私が乗って面白いのはこちら。
趣味のものですから、操作する楽しみって重要だと思うんです。
このバイクなら、初心者卒業レベルでも乗れると思いますし、上級者でもそれなりに楽しめるでしょう。
限られた予算で名より実を求めるなら、買って損はない、間口の広いバイクだと思います。
仕様
フレーム: FUJI アルタミラ 440mm
BB: シマノ SM-BB71-41B Press Fit (BB86)
クランク: シマノFC-5750 165mm
チェーン: シマノCN-7901
FD: シマノFD-6700
RD: シマノRD-7800
シフター: カンパ・ヴェローチェ2009
ブレーキアーチ: シマノBR-7403
スプロケ: シマノCS-6700 12-25T
ハンドルバー: Pazzaz アルミ・カーボン 400mm
バーテープ: Deda
ステム: Dixna 90mm
サドル; サンマルコ アスピデFX
ピラー: MGRH カーボンピラー 31.6mm
ホイル: MAVIC キシリウムSL 2006
タイヤ: ミシュラン Pro3 Race 23C
チューブ: パナレーサー R Air
このペダルレスの状態で、6.9kgでした。
34年目の勝利 [サイクリング]
今日、群馬CSCで行われた JPT第8戦 JBCF東日本ロードクラシック で、宇都宮ブリッツェンの廣瀬佳正選手が優勝しました。
メジャーレースでの優勝は、初めてだそうですが、数名のゴールスプリント争いを制して、堂々の優勝。
おめでとうございます!
今年のブリッツェンのエースは、増田選手。
現在、JPTポイントリーダーでもあるため、このレースもブリッツェンは増田選手を中心に動くと勝手に予想していてました。
廣瀬さんが逃げに乗っていた時点でも、レースコントロールの一環と思い、痛恨の寝落ち。
目が覚めてパソコンに向かうと「廣瀬優勝」の文字に、一瞬ポカーン。
それがブリッツェンの廣瀬さんと判ると、鳥肌が立ち、何だか目や鼻から汗が。
廣瀬さんは、ブリッツェン設立の張本人。
チームを立ち上げる何年も前から、精力的に動いてチームの形を築き、設立後も選手としての活動の傍らで、チーム運営も支えてきました。
今年は、一緒にチームを支えてきた柿沼さんが現役を去り、裏方に徹することで廣瀬さんの負担が減って、調子が良いとは聞いていましたが、レースで勝利を飾るとまでは思っていませんでした。
34歳にしての初勝利。
しかも、自分で立ち上げたチームでの勝利。
レース直後の写真では、いつもの表情でしたが、どんな気持ちでいるんでしょう。
普段は、チャラいキャラではありますが、今年は漢・廣瀬に期待です。
日本一を目指して、頑張れ!
メジャーレースでの優勝は、初めてだそうですが、数名のゴールスプリント争いを制して、堂々の優勝。
おめでとうございます!
今年のブリッツェンのエースは、増田選手。
現在、JPTポイントリーダーでもあるため、このレースもブリッツェンは増田選手を中心に動くと勝手に予想していてました。
廣瀬さんが逃げに乗っていた時点でも、レースコントロールの一環と思い、痛恨の寝落ち。
目が覚めてパソコンに向かうと「廣瀬優勝」の文字に、一瞬ポカーン。
それがブリッツェンの廣瀬さんと判ると、鳥肌が立ち、何だか目や鼻から汗が。
廣瀬さんは、ブリッツェン設立の張本人。
チームを立ち上げる何年も前から、精力的に動いてチームの形を築き、設立後も選手としての活動の傍らで、チーム運営も支えてきました。
今年は、一緒にチームを支えてきた柿沼さんが現役を去り、裏方に徹することで廣瀬さんの負担が減って、調子が良いとは聞いていましたが、レースで勝利を飾るとまでは思っていませんでした。
34歳にしての初勝利。
しかも、自分で立ち上げたチームでの勝利。
レース直後の写真では、いつもの表情でしたが、どんな気持ちでいるんでしょう。
普段は、チャラいキャラではありますが、今年は漢・廣瀬に期待です。
日本一を目指して、頑張れ!