2012ジャパンカップ 記者発表会 [サイクリング]
10月19,20,21日に宇都宮で開催される 2012ジャパンカップ に先だって、代官山Tサイトで行われた記者発表会に行ってきました。
まずは、佐藤宇都宮市長・実行委員会会長、実行委員でJCF会長代行の大島さんのご挨拶で開会。
引き続き、出場チーム・選手の発表に移ります。
ここで、クリリンと絹代さんが登場。
UCIプロチームは既に発表されていたように、ガーミン・シャープ、オリカ・グリーンエッジ、リクイガス・キャノンデール、サクソバンク・ティンコフバンクの4チーム。
サクソバンクからは宮沢、オリカ・グリーンエッジからは別府が出場予定で、日本人選手の古賀志山の走りが楽しみですが、ガーミンとリクイガスのメンバーが凄い。
ガーミンは、2011のウィナー ネイサン・ハース、2011のウィナー ダニエル・マーティンに加えて、2011クリテのウィナー スティール・ヴァン・フォフを擁しての参戦。
そして、リクイガスは遂にサガン兄弟を送り込んできます。特に、今年のツール・ド・フランスでステージ3勝し、マイヨヴェールを獲得したペテル・サガンの走りが見ものです。
どちらかというとスプリンタータイプのペテル・サガンですが、登りを苦手とはしないので、斜度はあっても登坂距離が短い古賀志山を攻略してしまうだろうとか、逆にパワーを維持できるサガン向きのコースなのではとかの予想もあるほど。
しかし、ただ強いだけでは勝てないのがロードレース。
複数の優勝経験者を中心としたリクイガスの戦略が制するのか、それさえも押さえ込んで「サガン、恐ろしい子」と言わしめるのか、今から非常に楽しみです。
UCIプロコンチネンタルチームからは、カナダのスパイダーテック・パワードバイシーテン、UCIコンチネンタルチームからは、アメリカのジェリー・ベリー・サイクリングとオーストラリアのチーム・バジェットフォークリフツが参戦。
宇都宮ブリッツェンなどの国内チームは、まだ確定していません。
今年からUCIランキングなどで選考されることになったため、ツールド北海道の終了後に決定されることになります。
この他に、ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームが参加しますが、こちらのメンバーも未定のようです。
優勝争いは、ガーミンかリクイガスかと思われますが、ブリッツェンなど他のチームがどれだけトップ争いに絡んで行けるかも興味深いところです。
チーム・選手発表が終わると、今中大介さんが加わってトークショー。
ここで「友の会」スペシャルのグルペットにはクリリンも加わるとの話が出て、びっくり。
クリリンご本人も、個人的に楽しみな反面、会長の反応を心配しているようでしたが、会長には別府選手が話してしまっているはずなので、たぶん大丈夫だと思います。(笑)
友の会Tシャツも、私が2010年にサインをもらったときに、会長ご本人が見てますし。
本当に大丈夫かどうかは、クリテリウム終了後に行われる会長とクリリンとのトークショーで明らかになるでしょう。
トークショーの途中からは、大会のPRキャラクターである「モデルガールズ」の方々が登場し、クリリンの鼻の下が伸びる伸びる(笑)
モデルガールズの方々は、何と土曜の朝に行われるフリーランにジャージを着てロードレーサーで参加するそうなので、こちらを注目したい人も出てくるでしょうね。
最後に、写真撮影を行って閉会。
その後、事務局の方とお話しする機会を得ましたので、いくつか聞いてきました。
まず、「友の会」スペシャル・ツアーについてですが、私個人はクリリンからアイディアをもらったのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。
大会事務局のほうで、海外の大会で有償で選手とのイベントがあることに倣って実施を決め、当初は仕事で来れなかったはずのマキュアンを口説いて、実施にこぎつけたそうです。
問題のツアー価格については、かなり迷ったそうですが、あまり安売りになると次回以降にまたイベントを行う場合に影響が出ることや、海外イベントでの相場を勘案して決定したそうです。
個人的には、安売りしないことには賛成ですね。
また、開催スケジュールがUCIワールドツアーの新レースであるツアーオブ杭州と重なってしまったことについては、サクソバンクの参加メンバー決定が遅れたり、参加してほしいチームに振られたりで、影響が出ているそうです。
UCIワールドツアーでは、もともと10月上旬にツアーオブ北京がありました。そして、その後にジャパンカップ、さらにオーストラリアでジェイコ・ ヘラルドサンツアーと3つのレースが続いていました。
そのため、ジャパンカップ実行委員会としては、参加チーム(特にUCIプロチーム)には、これらの3つのレースにセットで参加してもらったり、スポンサーも3大会セットで提供してもらったりと、アジアでのレースを全体に盛り上げようと考えて活動していたのが、思うようにできにくくなっているようです。
次年度以降もこの状況は続くようで、お隣に中国という大市場ができてしまった影響が、こんなところにも現れてしまっていますが、何とか頑張ってほしいものです。
他には、古賀志山山頂付近での観戦について、観戦者が増えすぎてしまっている対応をどうすべきか悩み中など、興味深いお話を伺うことができました。
とうとうジャパンカップも、世界レベルでの経済の変化の影響を受け出してしまい、地味な大会になってしまうと心配してましたが、優勝争いを始めとしてかなり面白い大会となりそうな気がします。
今年はTV中継もありますので、お暇な方もそうでない方も、ぜひ観戦してみてください。
放送予定は、以下のとおりです。
まずは、佐藤宇都宮市長・実行委員会会長、実行委員でJCF会長代行の大島さんのご挨拶で開会。
引き続き、出場チーム・選手の発表に移ります。
ここで、クリリンと絹代さんが登場。
UCIプロチームは既に発表されていたように、ガーミン・シャープ、オリカ・グリーンエッジ、リクイガス・キャノンデール、サクソバンク・ティンコフバンクの4チーム。
サクソバンクからは宮沢、オリカ・グリーンエッジからは別府が出場予定で、日本人選手の古賀志山の走りが楽しみですが、ガーミンとリクイガスのメンバーが凄い。
ガーミンは、2011のウィナー ネイサン・ハース、2011のウィナー ダニエル・マーティンに加えて、2011クリテのウィナー スティール・ヴァン・フォフを擁しての参戦。
そして、リクイガスは遂にサガン兄弟を送り込んできます。特に、今年のツール・ド・フランスでステージ3勝し、マイヨヴェールを獲得したペテル・サガンの走りが見ものです。
どちらかというとスプリンタータイプのペテル・サガンですが、登りを苦手とはしないので、斜度はあっても登坂距離が短い古賀志山を攻略してしまうだろうとか、逆にパワーを維持できるサガン向きのコースなのではとかの予想もあるほど。
しかし、ただ強いだけでは勝てないのがロードレース。
複数の優勝経験者を中心としたリクイガスの戦略が制するのか、それさえも押さえ込んで「サガン、恐ろしい子」と言わしめるのか、今から非常に楽しみです。
UCIプロコンチネンタルチームからは、カナダのスパイダーテック・パワードバイシーテン、UCIコンチネンタルチームからは、アメリカのジェリー・ベリー・サイクリングとオーストラリアのチーム・バジェットフォークリフツが参戦。
宇都宮ブリッツェンなどの国内チームは、まだ確定していません。
今年からUCIランキングなどで選考されることになったため、ツールド北海道の終了後に決定されることになります。
この他に、ジャパン・ナショナルチームとクリテリウム・スペシャルチームが参加しますが、こちらのメンバーも未定のようです。
優勝争いは、ガーミンかリクイガスかと思われますが、ブリッツェンなど他のチームがどれだけトップ争いに絡んで行けるかも興味深いところです。
チーム・選手発表が終わると、今中大介さんが加わってトークショー。
ここで「友の会」スペシャルのグルペットにはクリリンも加わるとの話が出て、びっくり。
クリリンご本人も、個人的に楽しみな反面、会長の反応を心配しているようでしたが、会長には別府選手が話してしまっているはずなので、たぶん大丈夫だと思います。(笑)
友の会Tシャツも、私が2010年にサインをもらったときに、会長ご本人が見てますし。
本当に大丈夫かどうかは、クリテリウム終了後に行われる会長とクリリンとのトークショーで明らかになるでしょう。
トークショーの途中からは、大会のPRキャラクターである「モデルガールズ」の方々が登場し、クリリンの鼻の下が伸びる伸びる(笑)
モデルガールズの方々は、何と土曜の朝に行われるフリーランにジャージを着てロードレーサーで参加するそうなので、こちらを注目したい人も出てくるでしょうね。
最後に、写真撮影を行って閉会。
その後、事務局の方とお話しする機会を得ましたので、いくつか聞いてきました。
まず、「友の会」スペシャル・ツアーについてですが、私個人はクリリンからアイディアをもらったのではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。
大会事務局のほうで、海外の大会で有償で選手とのイベントがあることに倣って実施を決め、当初は仕事で来れなかったはずのマキュアンを口説いて、実施にこぎつけたそうです。
問題のツアー価格については、かなり迷ったそうですが、あまり安売りになると次回以降にまたイベントを行う場合に影響が出ることや、海外イベントでの相場を勘案して決定したそうです。
個人的には、安売りしないことには賛成ですね。
また、開催スケジュールがUCIワールドツアーの新レースであるツアーオブ杭州と重なってしまったことについては、サクソバンクの参加メンバー決定が遅れたり、参加してほしいチームに振られたりで、影響が出ているそうです。
UCIワールドツアーでは、もともと10月上旬にツアーオブ北京がありました。そして、その後にジャパンカップ、さらにオーストラリアでジェイコ・ ヘラルドサンツアーと3つのレースが続いていました。
そのため、ジャパンカップ実行委員会としては、参加チーム(特にUCIプロチーム)には、これらの3つのレースにセットで参加してもらったり、スポンサーも3大会セットで提供してもらったりと、アジアでのレースを全体に盛り上げようと考えて活動していたのが、思うようにできにくくなっているようです。
次年度以降もこの状況は続くようで、お隣に中国という大市場ができてしまった影響が、こんなところにも現れてしまっていますが、何とか頑張ってほしいものです。
他には、古賀志山山頂付近での観戦について、観戦者が増えすぎてしまっている対応をどうすべきか悩み中など、興味深いお話を伺うことができました。
とうとうジャパンカップも、世界レベルでの経済の変化の影響を受け出してしまい、地味な大会になってしまうと心配してましたが、優勝争いを始めとしてかなり面白い大会となりそうな気がします。
今年はTV中継もありますので、お暇な方もそうでない方も、ぜひ観戦してみてください。
放送予定は、以下のとおりです。
クリテリウム:
スカパー! J SPORTS BSにて10月20日15時から17時(生中継)無料放送!
ジャパンカップ本戦:
日本テレビ(関東のみ?)にて10月26日26時23分から27時23分(ダイジェスト版録画放送)
スカパー!日テレG+にて10月31日22時から26時30分(完全版録画放送)
こんにちは。
またこの季節がやってきましたね。
昨年は、直前でいろいろありいけませんでしたが、
今年は、既にホテルも予約して万全の体制です。
個人的には、ヴィノクロフに来て欲しかったですね。
生の走りを見たかった・・・
「マキュアン友の会」、気になります(笑)
by mizu (2012-08-22 08:57)
今年も行かれたんですね。
友の会ツアーの金額をTwitterで知った時は誤植かと思いましたが、
確かに誰でも彼でも参加できてしまってはプレミアム感が無いでしょうし、
仕方のない事かもしれませんね。
自分はまた走っている姿が見られるだけで良いです。
古賀志の頂上付近の混雑ぶりには同感です。
それだけ人気が出てきたと歓迎すべきなのかもしれませんが、
危ないなぁと思うシーンも年々増えてきているように感じるのも事実です。
by HiroHero (2012-08-22 12:50)
さすが!参加されてたんですね。お疲れ様です。
ところで、最後「中継」とありますけど中継するんですか!?録画ではなく!!
だとしたら凄いことですね!
by Yas (2012-08-22 15:38)
えー
マジですか~~
サガンのあのゴリゴリ踏んで来る
ゴールスプリントをみてみたいなぁ(^^)/
by beki (2012-08-22 23:34)
mizuさん、お久しぶりです。
昨年は私も、急な研修が入って行けなくなってしまったので、今年は会社で周到な根回し作戦を実施中です。
ヴィノクロフ、見たいですね。
実は、アスタナを呼ぶ話もあったようなのですが、中国でのワールドツアー日程などの影響で、叶わなかったようです。
by 大宮のMarco (2012-08-23 21:36)
HiroHeroさん、
私も、最初は高いと思ったのですが、引退したとはいえスーパースターですから、金額的には一般人が「高い」と感じるくらいがいいのだろうなと思いました。
古賀志山の件は、プロデューサーの個人的な見解が多かったので記事には多くを書きませんでしたが、今年は警察と入念に調整するそうです。自転車で入っている人も問題となっているようで、今後、もし何かあったら規制をかける可能性も示唆されていました。
by 大宮のMarco (2012-08-23 21:47)
Yasさん、
クリテリウムのほうですが、中継です、生中継!
しかも、BSスカパー!ながら無料放送です!
本戦のほうは、録画ではありますが完全放送も行います。
記事の最後に番組テーブルを載せましたので、ご覧ください。
by 大宮のMarco (2012-08-23 21:51)
bekiさん、
そうです、あのサガンが来るんですよ〜。
クリテリウムも本戦も走る予定なので、ぜひ、見に来てください。
by 大宮のMarco (2012-08-23 21:55)