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TREK Domane試乗 [サイクリング]

自分のバイクに乗る暇はないくせに、新製品の試乗会に出かけてきました。

その新製品とは、TREK Domane。
1204ドマーネ全体像.jpg
カンチェラーラもレースで使えるとお墨付きを出していて、しかも、ロングライドでの振動などの負担を極力抑えたというバイクです。

2年前にそのメーカーの方とお話したときには「主力製品のマドンが高い汎用性を持っているので、TREKは他社のようなロングライド用のフレームを作る必要はない」と言っていたのに、今シーズン早々に突然の実戦投入と市販発表ということで、どんなものを用意してきたのか興味津々でした。

私を煙に巻いたTREKは、思いもよらない奇抜な設計のフレームを投入してきたのです。
一番の特徴は、シートチューブがトップチューブとシートステーから独立している IsoSpeed というテクノロジーを導入してきたこと。
1204ドマーネIsoSpeed.jpg
黒いゴム製のカバーが付いているので判りにくいかも知れませんが、ヘッドチューブから伸びてきたトップチューブがシートチューブの前で左右に分かれて、シートステーとして伸びているのが見てとれます。これが、IsoSpeedの肝。

シートチューブは、ベアリングを介してトップチューブに留められているだけで、弓なりの円滑な動きが可能となっており、これでサドルから伝わる振動を軽減しています。

シートチューブの下部は横方向に大きく扁平していて、横方向の剛性を確保しつつも前後方向はしなやかさを残すという意図が感じられます。
1204ドマーネBB部.jpg
その他にも、ハンドルバーにエラストマーを内蔵させたり、フォーク剛性の方向性をコントロールするなど、様々な振動対策を実施しているそうです。

そして、試乗してみた感想を一言で言うと「これは凄い。だけど・・・」という感じ。

乗り心地は、まさにシルキーと表現できる快適なもの。
KG-171などに代表される、古い世代のカーボン・バイクに匹敵すると言っても過言ではないでしょう。
未舗装の道路やレンガ調の道路を走っても、お尻へのダメージは極小でした。

それでいて、パワーが逃げる感覚はほとんどなし。
ホイルへきちんとパワーが伝わることはもちろん、路面への追従性がいいので悪路でもトラクションを失わずに路面へパワーを伝え続けることができます。

私が乗っているFUJIアルタミラも、悪路でのトラクションがかなり良いバイクですが、フレーム自体は硬さがあるので、振動は身体にきっちりと伝わってきます。
しかし、このDomaneの凄いところは、悪路でも安楽なまま乗り続けられるところ。
これまでの経験から、悪路では条件反射的にお尻を浮かしてしまいましたが、意図的に浮かす必要はかなり減りそうです。

履いていたホイールが軽量なアイオロス5 D3(クリンチャー)だったこともあり、加速も軽快。
低負荷でクルクルと回しても、重いギアで無理矢理踏んでも、ちゃんと受け止めてくれます。
ケチを付けるとすれば、淡々とした感じで面白味がないところくらいでしょうか。

これは凄いものを作ったものです。

試乗バイクはサイズ50で、シートチューブ長とトップチューブ長は私にぴったり。
サドル高も、偶然にもぴったりにセットされていて、無調整で試乗できたものの、ヘッドチューブが長くてハンドル位置が高く、BS RMZフィッティングマシンで出した私のポジションはとれないのが残念。

このハンドル高だと、もう少しステムを長くしてハンドルを遠くしないと、力が入りません。
私が小柄なせいもあるのでしょうが、乗り換えではセッティング・フィッティングに注意を払う必要があるかも知れません。
特に、前傾が強めのスタイルの方は要注意だと思います。

最後に気になったのは、この製品のターゲットは誰かということ。
クラシック・レースを戦うプロレーサーならともかく、アマチュアレーサーがこのバイクを必要とするシーンがあるのかなあと思いました。
何せ、価格が50万円から(アルテグラ仕様)ですから。

今回発表となったのは、Domane 6シリーズ。アメリカ製なので価格が高いようですが、今後5シリーズに相当するモデルが出て、30万円台で入手できるようになれば、一般の人の選択肢に入るのかなあと思いました。

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乗れてないけど [サイクリング]

アルタミラとシケインの2台を10速化してから早くも一ヶ月近く経ちますが、3月に入ってからというもの、私の休みの日は全て雨という信じられない記録を継続中で、全く乗れていません。

何もしないでいるのも癪なので、ネットで安いデジタルスケールを購入。
まずは、アルタミラの重量を測定してみました。
1203アルタミラ重量測定.jpg
結果は、ペダルレス(メーター、ボトルケージ2個、フロントLEDライト、ベル付き)で7550g。
メーター(CATEYE CC-CD300DWが約87g)、フロントLEDライト(同TL-LD270-F)が約32g(いずれも電池別)、ボトルケージが約125g、ベルが約30gなので合計約305g。
それらを除いた重量は、約7245gとなります。

比較的重い2003キシリウム・エリートを履かせたトレーニング仕様での測定ですので、ホイルをキシリウムSLに換装した状態であれば、間違いなく6kg台突入。

うーん、軽い。
アルタミラ、恐ろしい子。

お願い!早く乗らせて〜!


仕様
フレーム: FUJI アルタミラ 440mm
BB: シマノ SM-BB71-41B Press Fit (BB86)
クランク: シマノFC-5750 165mm
チェーン: シマノCN-7901
FD: シマノFD-6700
RD: シマノRD-7800
シフター: カンパ・ヴェローチェ2009
ブレーキアーチ: シマノBR-7403
スプロケ: シマノCS-5700 12-25T
ハンドルバー: Pazzaz アルミ・カーボン 400mm
ステム: Dixna 90mm
サドル; サンマルコ アスピデFX
ピラー: MGRH カーボンピラー 31.6mm
ホイル: MAVIC キシリウム・エリート2003
タイヤ: BS エクステンザRR2 23C
チューブ: ヴィットリア EVO55

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Coming soon [サイクリング]

無造作に積まれたパーツの山。
1202準備中のパーツ.jpg
10速化に向けて3年前から少しずつ集めてきて、ようやく2台分揃いました。

今乗っている2台のバイクのパーツを入れ替えなくてはいけないため、一気に作業を行うまとまった時間が必要で、いつ作業しようか様子を見ているところです。

今月中に作業するのが目標。
近日公開ですので、乞うご期待!
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ブリッツェン・チームプレゼンテーション 2012 [サイクリング]

昨日は、今年で設立4年目となった宇都宮ブリッツェンのチームプレゼンテーション・パーティーに参加してきました。

会場までの足は、いつもの宇都宮市のレンタサイクル。
普段は西口で借りますが、今回は参加前の用事の都合で東口で借りました。
東口を降りて行くと、キハ40の国鉄色がお出迎え。
1202ブリプレお出迎え1.jpg
キハ40の本来のカラーではないものの、やはり、この色合いはいい感じです。

そして、レンタサイクルを借りに行くと、入り口にブリッツェンのマークがついた電動自転車がずらりと並んでお出迎え。
1202ブリプレお出迎え2.jpg
お年寄りも増えたので、新規に導入したとのことで、1日300円で使えるそうです。
今回は普通のママチャリ(1日100円)にしましたが、いつか乗ってみましょう。

会場の宇都宮グランドホテルでは、ライトくんとフェアリーさんたちがお出迎え。
1202ブリプレお出迎え3.jpg
お出迎えって、いいものですね。(笑)

チームプレゼンテーションは、17時にスタート。
砂川社長のご挨拶、佐藤宇都宮市長を始めとする来賓の方々の祝辞が続きます。
1202ブリプレ市長挨拶.jpg
乾杯の音頭がとられると、参加者の方々は待ちかねたようにお料理に。
1202ブリプレお料理.jpg
このパーティー、選手とふれあえるのも魅力ですが、グルメなお食事も魅力なんです。
スポンサー様ご提供の食材にご注目。

霧降高原牛のローストビーフ。
1202ブリプレローストビーフ1.jpg
1202ブリプレローストビーフ2.jpg
栃木の農協ご提供のとちおとめとお饅頭。
1202ブリプレとちおとめ.jpg
茨城の農協ご提供のパンとジャム。
1202ブリプレパン1.jpg
1202ブリプレパン2.jpg
このほか、宇都宮が押している餃子やカクテルもご提供いただいています。

そして、今回の会場は宇都宮グランドホテルなので、テーブルに出されたお料理も美味しい。
和洋中の様々なお料理が、参加者のお腹に収まって行きました。
昨年の会場(別の場所)では、ローストビーフが途中で品切れになりましたが、今年はホテルのお料理が人気で先に品切れになったくらいです。
私も、美味しいので有名なチャーハンを食べ損ねました。
そのかわり、残ったローストビーフを5皿もいただいたのは、内緒です。

それはともかく、パーティーは続きます。
栗村監督からの選手紹介では、今年の抱負や新加入選手の紹介が。
昨年加入して、素晴らしい成績を残した増田選手からは「ジャパンカップでの勝利を目指す」という素晴らしい発言があったり、新加入の堀選手にとっては柿沼コーチのお言葉よりもミヤマクワガタのほうが重要度が高いことが判ったり、大いに盛り上がりました。

ブリッツェンの選手紹介が終わると、育成チームのブラウ・ブリッツェンと共に集合写真。
1202ブリプレ集合写真.jpg
そして、なぜか会場にいながら出番がなかったサッシャさんが、ようやくステージに上がって栗村監督とのトークショーが行われました。
1202ブリプレトークショー.jpg
宇都宮のイベントでサッシャさんをよく見かけるなと思っていたら、奥様が宇都宮出身の方だそうで、全く知りませんでした。

次のイベントは、今年のチームカーの授与式。
今までは、スポンサーとなっているスバルとトヨタのディーラーから、レガシーとエスティマが提供されていましたが、それに加えて今年は一般のスポンサー様が共同でハイエースを提供。豪華3台体制となりました。
1202ブリプレチームカー.jpg
これまでと違って、白や銀を基調にしたシックなデザインになりました。

最後は、恒例の抽選会でお開き。
出口では、監督・選手らが参加者に記念品を渡してくれました。
1202ブリプレお見送り.jpg
私の今回の戦利品は、中村選手の写真にサインをいただいたもの。
1202ブリプレまこちんこサイン2.jpg
2010年のジャパンカップの写真ですが、中村選手も喜んでいただけたようで、嬉しいです。
実は、堀選手にも同じように写真にサインをいただこうとしたのですが、「これ、似てるけどボクじゃないっす」と言われ、平身低頭で謝る羽目に。事前にちゃんと某取締役に確認したのですが、取締役でも判別できないくらい似ていたようです。

去年まで応援していた辻選手がいなくなり、柿沼さんも引退して、どうなるか少々心配していましたが、ブリッツェンは今年も頑張ってくれそうで、安心しました。
私は、増田&中村推しで行きたいと思います。
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ホーム・スウィートホーム [サイクリング]

今日「サイクルスポーツ」という雑誌を読んでいたら、驚くべき文字が目に入りました。
一周約5.1kmの変化に富んだサイクリングロードが復活

場所は、愛・地球博記念公園。
ということは、愛知万博で潰された愛知青少年公園のサイクリングコースが蘇えるということ。

何を隠そう、愛知青少年公園のサイクリングコースは、私がロードレーサーを乗り始めたときのホームコースなんですよ。
名古屋に住んでいたとき、とあるサイクルショップを見つけて入り浸り、クロモリ(丹下No.2)のオーダー車を購入したのが、そもそもの始まり。
そのショップのチームに入れてもらい、毎週末に練習していたのが、このコース。

懐かしいです。

けっこうアップダウンがあって、最初の2kmは下り、中間1kmはほぼ平坦、残りの2kmが登りで、そのうち最後の1kmがきつかったことを覚えています。
国体選手が合宿して練習するコースでもあるので、なかなか走り甲斐があるコースでした。
1周のラップで10分を切ることを目指して走っていましたが、いくら頑張ってもダメで、当時のベストタイムは10分08秒。そのときは悔しかった。(笑)

愛知県のHPのサイクリングコース開設記事では、「園内の風景を楽しむための周遊コースです。高速走行を目的としたコース利用はご遠慮ください」とありますが、どうなんでしょう。
このコース、景色を楽しみながら走っていたら、きっと転けますよ。
「高速」で走ろうと思っても、フツーの人は走れないですしね。

スタート地点からの下りでスピードに乗るから、家族連れも自然と並進しないで走ることになって、ロードレーサーと混走してもほとんどトラブルがなかったように思います。

リニューアルされたコースが、どのような運用で供されるのか、興味津々。
自転車の持ち込みに一部制限があるとのことなので、以前のように「15時以降のみ可」とか時間帯を分けることになるのでしょうか。

もし、以前のように走れるなら、機会を作って走りに行きたいと思います。
そして、10分の壁を破ってリベンジを!


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本日の作業備忘録 [サイクリング]

降雨を想定してツールドのと用に装着していた全天候タイヤをスリックタイヤに交換しました。
同時に、3年使用したチューブを廃棄し新品に交換。

 IN:ミシュラン Pro3 Race(200g)、パナレーサー R'AIR(65g)
 OUT:ヴィットリア Open Corsa Evo CX2(210g)、パナレーサー R'AIR(65g)

今回更新したPro3 Raceは、Pro4 Raceが出る直前に在庫処分で安く購入したもの。
たしか、2本で6400円だったので飛びついてしまいましたが、Pro4 Raceが意外な安さで出てきたので、今から考えると失敗だったかもしれません。

そして、寒さで外に乗り出す元気がないので、予備ホイル(リア)をローラー用にセット。
以前、バーストパンクで半端ものになっていたミシュランカーボンを抜擢です。

 IN:ミシュラン カーボン(225g)、ヴィットリア ウルトラライト(85g)
 OUT:ミシュラン Pro Race(215g)、パナレーサー グリーンライト(60g)

それにしても、グリーンライトが出てくるとは思わなかった。(笑)
重量は実測値です

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走り初め [サイクリング]

今日のブリサポ(ブリッツェン・サポーター)の日曜サイクリングは、初詣企画。
ちょうど実家へ行く予定だったので、久々に参加させていただきました。

スタート地点は、宇都宮市役所と宇都宮城址の間の駐車場。
1201日サイスタート地点.jpg
ここから、市内北西部にある多気山神社を目指します。

今日の宇都宮の最低気温は-5.3℃、最高気温でも7.6℃
気温が低いので、時速20km台前半のゆっくりしたペースで進みます。
約2ヶ月ぶりにロードレーサーに乗ったので、なかなかライディングポジションを思い出せず、走り出して数分でお尻が痛くなってしまいました。

やっと乗り方を思い出したところで、多気山神社の麓に到着。
駐車場の空きを待って坂に列を成している自動車を追い越して、山門前へ。
1201日サイ多気山山門.jpg
ここに自転車を駐めて、本殿に向かいます。
本殿までは、急な階段。
1201日サイ多気山階段.jpg
これがあるので、ビンディングペダルは止めて、スニーカーで来ました。
階段を上りきると、境内にはむせかえるような香の煙。
1201日サイ多気山境内.jpg
今年一年の安全を祈願して、初詣は終了。
山門前の茶店で、名物の不動だんごと芋ぐしをいただきます。

こちらが、不動だんご。
1201日サイ不動だんご.jpg
弾力のあるだんごにたっぷりと堅めの粒あんが載っています。
こちらが、芋ぐし。
1201日サイ芋ぐし.jpg
だんごのように見えますが、丸くカットした里芋です。
味噌だれでいただく、素朴な味です。

スイーツのあとは、昼食。
順序が違うような気がしますが、いいんです。(笑)

「花の季」という人気のラーメン屋さんに行きました。
1201日サイ花の季.jpg
魚介系の出汁が利いたラーメンがメインですが、限定品の「日光赤おろち2011」という辛味噌系のラーメンを頼んでみました。
1201日サイ日光赤おろち.jpg
スープは辛口の麻婆のような味ですが、味噌と胡麻で辛みを包んでいるような感じ。
太めの縮れ麺にスープが絡んできます。
自然派を名乗るだけあって、尖った感じはなく美味しくいただけました。

この後、日曜サイクリングの本隊は、ジャパンカップの難所・鶴カントリーの坂を目指しましたが、私は所用のために途中離脱。
それでも、楽しい時間を過ごさせていただきました。
ありがとうございました。

あまり運動にはならないようですが(笑)、また都合の良いときに参加したいと思います。

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マナーって何だろう [サイクリング]

休日によくサイクリングに出かける武蔵丘陵森林公園では、毎月、「お客様の声」として利用者から寄せられた意見・感想とそれに対する回答をwebで公開(PDFファイル形式で)しています。=> 11月ぶんはこちら
その11月分のお客様の声に、気になった意見がありましたので、下に転記してみました。

お客様の声:
先日、一番下の子供が自転車に乗れるようになったので、家族でサイクリングに行きました。南口より周回コースへ入ったとたん、競技用自転車に乗っている方が凄い勢いで抜いていきました。し ばらく走るとその方が再度近づいてきたて一言『邪魔だな』といって行ってしまいました。その後、楽しいはずのサイクリングも、"後を気にしながら"と非常に疲れました。その他にも数多くの競技用 自転車でかなりのスピードを出して抜いていくのを見かけました。今後、競技用自転車のマナー等について検討をお願いしますまた、ポンポコマウンテンへ行くための駐輪場が非常に狭い気がし ます コース上に2列に止めてあるところもあったり コースを横断したりかなり危険です 駐輪場の場所・広さ等 再度検討をお願いします
公園から:
ご意見ありがとうございます。入園時に競技用自転車を持ち込みのお客様には、口頭でのお願いを徹底して参ります。併せて、サイクリングコースをご利用される皆様には、 ご指摘にあるとおり、小さなお子様から大人までご利用されるコースですので、安全に楽しく、譲り合ってご利用いただけるよう周知してまいります。施設面につきましては、今 後検討事項とさせて頂きます。またのご来園お待ち申し上げております

ぱっと見では、イヤミなロード乗りが走っていたんだなあ、という感じですが、よく見ると何だか違うんじゃないのかなと思ったのです。

と言うのも、ここのサイクリングロードは、自転車専用で歩行者も自動車(管理用車両除く)も入ってこないクローズドで純粋な自転車道ではありますが、けっこうアップダウンがあって全周が17.5kmもあるコース。途中のショートカットを使っても、5km近く走らないとスタート地点に戻って来れません。

そういうコースで「自転車が乗れるようになった」子供と一緒にサイクリングするというのは、お子さんを守るためにも周囲に迷惑をかけないためにも、親御さんが十分な注意を払いながら走行しないと不測の事態を招きかねないと思うんです。
しかし、この方は「楽しいはずのサイクリングも、"後を気にしながら"と非常に疲れました」と仰ってます。
では、このイヤミなロード乗りが声をかけなかったら、ずっと後ろや周りを気にせずに走っていたの? と突っ込みを入れたくなってしまいます。

クローズドなコースとは言え、料金さえ払えば酔っ払いなどを除きほとんどの人が利用できるコースですので、公道に準じたコース。色々な人が走ります。速い人もいれば遅い人もいる。
そこで、お互いに迷惑にならないように快適に走るのがマナーなのではないでしょうか。

このロード乗りがイヤミな人にせよ「邪魔だよ」と言われたのは、おそらく追い越そうとしたのに追い越せなかったからでしょう。
自転車に乗れるようになったばかりのお子さんなら、当然、ゆっくりしたスピードで走っているはず。サイクリングロード上で他の人に追い越されることは、誰でも容易に想像がつくと思います。

それにもかかわらず、後方に注意を払って走行することが苦痛だと言わんばかりのご意見に、非常に違和感を覚えました。
まあ、このサイクリングロードは最低でも2m程度の幅がありますので、左右どちらかに寄って走っていただければ、さほど後方を気にしなくても気楽に走れると思うのですが、そういう走り方もしていなかったといことでしょうね。

お互いにマナーを守って、楽しく走りたいものです。

あとどうでもいいことですが、「凄い勢いで抜いていった」という場所は、ブラインドコーナーから出て直線になって20mくらいの地点なので、30km/h以上で走る人はそうそういないと思いますね。
逆に、そこは周回路を走行中の自転車を確認せずにコースに進入しようとする方が非常に多いので、周回コースを走っている者にとって、かなり危険な場所と思ってます。

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ツールドのと 2011(輪島から能登島)走ってきました [サイクリング]

先週末の連休は能登半島へ行き、ツールドのと 2011の2日目コース(輪島から能登島までの167km)を走って来ました。

太平洋上の台風の影響で、北陸も荒天。
目まぐるしく天候が変わります。

こちらが、ツールドのとの3日間の輪島の気象データ。
私が走った2日目の18日だけ、晴れて真夏のような気温になっています。
     降水量 最高気温 最低気温 平均風速 最大風速 日照時間
 17日 82.0mm 26.3℃ 22.7℃ 2.6m/s 6.0m/s  0.0h
 18日  1.0mm 32.0℃ 21.4℃ 5.0m/s 11.3m/s 6.3h
 19日 31.0mm 21.6℃ 17.6℃ 7.8m/s 11.8m/s  0.0h

日頃の行いが良かったのかもしれませんが、そぼ降る雨の中17日に輪島へ移動する途中で、とある場所に寄ったのです。
1109ツールドのと雨晴駅.jpg
富山湾に面した、氷見線の雨晴(あまはらし)駅です。
義経伝説にちなんだ地名で、翌日の天気回復を祈りました、

それが効いたのか、17日朝の予報では一日中雨で降水確率70%だったのが、夕方には曇り一時雨、夜には曇りの予報になり、とうとう当日朝には、曇り時々晴れで降水確率10%になってしまいました。

雲が多いながらも日が差す中、7時30分に輪島マリンタウンをスタートです。
1109ツールドのとスタート.jpg
スタートは3日間通しで走る方からで、当日だけの一日コースの人は、その後。
この時点では、まだ準備が終わっておらず、スニーカーを履いていました。(笑)

15分くらいして、ようやくスタート。
まだ2時間ほどしか乗っていないニューバイクで、若干の不安を感じながらのスタートでした。

それでも、さすが現代のバイクで、気をつけないとオーバーペースになるくらい快調。
指も、フルブレーキはきついですが、それ以外は問題なさそうです。

第一チェックポイントの木ノ浦を過ぎると、能登の内浦(富山湾側)。
海は薙いで、富山湾越しに立山連山を見ながら走ってゆきます。
1109ツールドのと能登内浦.jpg
能登町で、デザート付きの中華弁当を食べた後は、いよいよ登り。
能登半島の中央部を通る珠洲道路へ向かう途中の立ヶ谷内峠と、珠洲道路に横たわる、長い長い桜峠が待ち構えています。

骨折後3週間、特に運動らしい運動をしていなかったため、体力的にきつくなってきていましたが、新しいバイクではフロントのインナーギアが34Tになっていたこともあり、問題なく通過できるはずでした。

しかし、立ヶ谷内峠に入ったときにメカトラブル発生。
リアのロー側3枚を使おうとすると、チェーンが暴れてしまい、一定のギアで走行できません。
シマニョーロなので、途中のギア1枚くらいが不安定になることは時々ありますが、3枚まとめてというのは初めての現象。

いったん停車して、RDの動きを確認しても特に異常はなさそう。
この時点で使える最大歯数は、6速の17Tなのですが、これで登るのはきつい。
それでも何とか前に進もうと、再度乗車しようとしたとき、今度はペダルがクリートをキャッチできないというおまけ付き。

しかたなく、自転車を押して歩き始めましたが、坂はここだけではありません。
最低でも、何とかギアを直さないと完走は無理でしょう。
そこで、主催者が用意しているサポートカーを待って、診てもらうことにしました。

サポートカーは、地元のサイクルショップが車を出して、参加者にパーツの販売やメンテナンスをしてくれる有難い存在。
坂の途中で待つこと15分、サポートカーが通りがかり、変速の調整をお願いしました。
自己責任で使っているシマニョーロの調整をお願いすることなど、心苦しかったのですが、快く引き受けてくださり、約5分で調整完了。しかも、お代は要らないと。

有難くご厚意を受け取り、再び登り始めました。
ペダルのほうは直しようがないので、ごまかしながら乗っていたら、ヒザを内側に入れるようにして押し込むとキャッチできることが判り、ほぼ平常な状態で乗れるようになりました。

これで行ける!と思ったのもつかの間。次の桜峠の長い登りは、暑さと向かい風との戦い。
この日の日中は、ずっと南の風が吹いていて、桜峠では真正面からの風になったのでした。
立ヶ谷内峠で、リア17Tで無理に登ろうとしたツケも回ってきて、思うようにスピードが上げられません。

今回は無事に完走することが第一なので、気温が30℃を超えている中、10km/h台でゆっくり登り、途中の自販機でコーラ休憩をしながら、約10kmの長い坂を登り切りました。

穴水チェックポイントからは、友人のアシストをしながら最後の足切りポイントへ。
他のメンバーも制限時間を超えることなく、無事に通過。
ツインブリッジを渡って、ようやくゴールへ到着。完走です!

その夜は輪島のペンションに戻り、一緒に走ったメンバーとささやかな祝杯をあげました。
1109ツールドのと夕食1.jpg
1109ツールドのと夕食2.jpg
とても美味しかったのですが、海鮮釜飯は食べきれませんでした。

翌日は、輪島から帰途へ。
ただ、ツールドのとは、能登島から内灘へ向かう3日目が開催されています。
そのコースを一部通って帰りました。

こちらは、氷見漁港付近。
真冬の日本海と言っても信じてもらえそうな感じです。
1109ツールドのと氷見漁港.jpg
実際、風が強いので、長袖Tシャツとウインドブレーカーを着ていても寒いくらいでした。

そんな中をツールドのとの参加者が走り抜けて行きます。
1109ツールドのと3日目.jpg
辛そうだけど、こういう姿を見ていると、走りたい気持ちが湧いてきます。

足の調子が良くなったら、もう一度、3日間コースを走ってみたいと思います。

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感動した! [サイクリング]

あっ、感動ではなくて、完走です。
おかげさまで、ツールドのと2日目、輪島から能登島までの167kmのコースを完走できました。
ありがとうございました。

やっと荷物の片付けや洗濯が終わってホッとしていたら、ゴール地点から自宅へ送ったバイクが届いてしまい、清掃してからホイル交換やパーツ交換をしなくてはいけなくなり、こんな時間になってしまいました。
レポート記事は、また後でアップさせていただきます。
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