TREK Madone試乗 [サイクリング]
忙しい合間に、近所のショップで開催された試乗会に行ってきました。
お目当ては、2013モデルの新型TREK Madone6。
KVF(カムテール・バーチャル・フォイル)という空力に優れた形状のチューブを使ったり、リア・ブレーキをBB下に登載するインテグレーテッド・ブレーキを採用したりと、意欲的な製品です。
気になっていたのは、カンチェラーラが好んで使っているというDomaneとの違い。
あちらは、個人的には好きでないものの、安楽に長距離を走れる点ではずば抜けている感がありますから、新型Madoneをどう味付けしてくるのか、興味津々でした。
で、結論から言うと、恐ろしく安楽で軽快なバイクでした。
持って軽く、乗って軽い。そして操作も軽い。
どちらかというとアンチTREKな私ですが、このMadoneには参りました。
試乗したのは、電動アルテにホイールをアイオロス5 D3チューブラーで組んだMadone6で、フラットペダルが装着されたバイク。この状態で実測6.9kgと、かなり軽量。
乗ってみると、加速も軽快。
サイコンが付いていなかったので実際の速度は判りませんでしたが、周囲の車の流れからすると、50km/h近くまで楽に行ける感じでした。(フラットペダルなので、これ以上回せません!)
試乗車のフレームサイズが大きかったので、クロスバイク的なアップライト・ポジションになってしまった点を考えると、これは凄いことかも知れません。
試乗中に、斜め前からの強風がある区間に入ったとき、違和感を感じました。
身体が感じる抵抗とバイクの進み方が違って感じたのです。そして、エアロホイールの持って行かれかたも、やはり違う。
身体とホイルは押されているけど、フレームはちゃんと進んでいるような、そんな感じ。
以前にDomaneを試乗したときも、似たような強風に遭いましたが、そのときは全体にそれなりの風を感じたものの、特に違和感はなし。
もしかして、これがKVFの威力なのかも知れません。
こちらは、KVFの形状が判る画像。
ダウンチューブの上面は平らにカットされたような形状で、フロントフォークの後端もやはりカットされたような平面であることが判ります。
もしかして、加速の軽快感にも寄与しているのでしょうか。
乗り心地は、Domeneほどではないものの、ロードバイクとしては安楽。
剛性感は、Domaneのほうが高いように感じましたが、決して悪い意味ではなく、軽快さを感じさせる程度にしなやかと言った感じ。
うちのFUJI ALTAMIRAだと、カーボンフレームながら何となく金属チューブのような粘りを感じるのですが、このMadoneはソリッド感がありながら、しなやかさも感じられます。
それでいて、ALTAMIRAより軽いのですから、恐れ入りました。
後ろから見るとこんな感じで、リア・ブレーキが見当たりません。(笑)
それもそのはず、前後のブレーキは、こんな感じでフレームと一体化。
ちなみにこちらが、うちのALTAMIRA君ですが、ブレーキワイヤーがシートポストの脇に伸びているのが判ると思います。
実は、個人的に注目しているのが、このリアブレーキのBB下への実装。
というのも、ロードバイクに乗り始めて以来、左足の太ももがブレーキワイヤーに当たるのが悩みの種だったので、それが解消されるかと思うと嬉しくて。
凄いバイクを作ったものですが、率直な感想を一言。
欲しい。
見た目も性能も、気に入りましたよ。
凄いわ、新型Madone。
そして、メーカーの方に言いたいのは、
これ、Domane要らなくね?
十分安楽だし、軽くて面白い。そして、速い。
ヨーロッパのクラシック・レースに出るんじゃなければ、このMadoneでいいでしょ。
ホントに。
それでも、このMadoneとDomaneの2製品を並立させ、しかもカーボンのグレードを変えたモデルをそれぞれに用意するとは。
TREKは、つくづく恐ろしいメーカーだと感じました。
お目当ては、2013モデルの新型TREK Madone6。
KVF(カムテール・バーチャル・フォイル)という空力に優れた形状のチューブを使ったり、リア・ブレーキをBB下に登載するインテグレーテッド・ブレーキを採用したりと、意欲的な製品です。
気になっていたのは、カンチェラーラが好んで使っているというDomaneとの違い。
あちらは、個人的には好きでないものの、安楽に長距離を走れる点ではずば抜けている感がありますから、新型Madoneをどう味付けしてくるのか、興味津々でした。
で、結論から言うと、恐ろしく安楽で軽快なバイクでした。
持って軽く、乗って軽い。そして操作も軽い。
どちらかというとアンチTREKな私ですが、このMadoneには参りました。
試乗したのは、電動アルテにホイールをアイオロス5 D3チューブラーで組んだMadone6で、フラットペダルが装着されたバイク。この状態で実測6.9kgと、かなり軽量。
乗ってみると、加速も軽快。
サイコンが付いていなかったので実際の速度は判りませんでしたが、周囲の車の流れからすると、50km/h近くまで楽に行ける感じでした。(フラットペダルなので、これ以上回せません!)
試乗車のフレームサイズが大きかったので、クロスバイク的なアップライト・ポジションになってしまった点を考えると、これは凄いことかも知れません。
試乗中に、斜め前からの強風がある区間に入ったとき、違和感を感じました。
身体が感じる抵抗とバイクの進み方が違って感じたのです。そして、エアロホイールの持って行かれかたも、やはり違う。
身体とホイルは押されているけど、フレームはちゃんと進んでいるような、そんな感じ。
以前にDomaneを試乗したときも、似たような強風に遭いましたが、そのときは全体にそれなりの風を感じたものの、特に違和感はなし。
もしかして、これがKVFの威力なのかも知れません。
こちらは、KVFの形状が判る画像。
ダウンチューブの上面は平らにカットされたような形状で、フロントフォークの後端もやはりカットされたような平面であることが判ります。
もしかして、加速の軽快感にも寄与しているのでしょうか。
乗り心地は、Domeneほどではないものの、ロードバイクとしては安楽。
剛性感は、Domaneのほうが高いように感じましたが、決して悪い意味ではなく、軽快さを感じさせる程度にしなやかと言った感じ。
うちのFUJI ALTAMIRAだと、カーボンフレームながら何となく金属チューブのような粘りを感じるのですが、このMadoneはソリッド感がありながら、しなやかさも感じられます。
それでいて、ALTAMIRAより軽いのですから、恐れ入りました。
後ろから見るとこんな感じで、リア・ブレーキが見当たりません。(笑)
それもそのはず、前後のブレーキは、こんな感じでフレームと一体化。
ちなみにこちらが、うちのALTAMIRA君ですが、ブレーキワイヤーがシートポストの脇に伸びているのが判ると思います。
実は、個人的に注目しているのが、このリアブレーキのBB下への実装。
というのも、ロードバイクに乗り始めて以来、左足の太ももがブレーキワイヤーに当たるのが悩みの種だったので、それが解消されるかと思うと嬉しくて。
凄いバイクを作ったものですが、率直な感想を一言。
欲しい。
見た目も性能も、気に入りましたよ。
凄いわ、新型Madone。
そして、メーカーの方に言いたいのは、
これ、Domane要らなくね?
十分安楽だし、軽くて面白い。そして、速い。
ヨーロッパのクラシック・レースに出るんじゃなければ、このMadoneでいいでしょ。
ホントに。
それでも、このMadoneとDomaneの2製品を並立させ、しかもカーボンのグレードを変えたモデルをそれぞれに用意するとは。
TREKは、つくづく恐ろしいメーカーだと感じました。
私も乗っちゃいました。。。
(あまり乗りたくなかったんですが)
私のマドンと比較してもかなり柔軟です。。
でもボントレガーのブレーキはイマイチでした(゜-゜)
by beki (2012-09-12 16:28)
bekiさん、
やはり安楽ですよね。
それでいて、これだけ進むバイクとは、凄いの一言です。
ブレーキは、良くなかったですか。
私は、カーボンリムに乗ったのがDomaneに続いて二回目なので、普通のブレーキと感覚が違うなとしか感じませんでした。
by 大宮のMarco (2012-09-12 20:45)