なぜかヤビツ [サイクリング]
先週の火曜から木曜まで、取引先の研修センターで研修を受けてきました。
市場動向や製品の特徴など、順調にカリキュラムをこなし、2日目の夜は懇親会。
こんなワイルドなお肉とニンニクを焼いて、ビールで乾杯。
そして、事件は起きました。
研修参加メンバーのみなさんと講師の方とで宴もたけなわ。
そのとき、取引先の社長が登場するやいなや、
「明日の午前中は、みなさんとヤビツ峠に行きましょう」
と一言。
いやいやいや、研修終わってないし、意味判らんし。
という心の叫びは届かず、講師の方も社長には逆らえずで、すぐに決定。
最終日のお昼ご飯の後に予定されていた1時間のサイクリングは、午前中の研修をキャンセルしてのヤビツ攻めに変更されてしまったのです。
そして翌日、通常の研修開始時間より30分早く集合。
ハイエースの屋根にレンタルバイクを載せ、峠の入り口まで連行。(笑)
訳がわからないまま登り始めましたが、キツイですわ。
ヤビツ峠の標高は761m。今回登った秦野市側からの道程11.7km、標高差659m、平均斜度5.6%、最大斜度12%という難所。
ちょうど、10月なのに各地で最高気温が30℃を越えた日で、暑いのなんのって。
レンタルバイクには何種類かあって、高級そうな見かけでS-Works Tarmacを選んでしまった私は敗着。フロントが53-39のノーマルクランクで、コンパクトクランクに慣れた身には辛い。。。
それでもさすがに88万円の高級バイク。
標準装備の軽いカーボンホイルのおかげもあって、何とか登り切りました。
峠では、講師の方が買ってきてくれたドリンクで一休み。
とりあえず、無事にミッションコンプリートしたので、ホッとしたのもつかの間。
そこへ現れた社長がまた一言「裏を回っても時間は変わらないだろ」
ということで、くねくねと細いワインディングの裏ヤビツを下ることに。
初めて乗る他人のバイクで、こんな道下りたくないわ!
という心の叫びは当然無視され、恐怖の下りが始まりました。
こちらがGPSロガーによる裏ヤビツの記録です。
登りのログは、途中の見晴台をゴールと誤って、リセットしてしまいました。。。
緑がルートの標高で、青線が速度。10km/hごとに横線が入っています。
下りなのに、40km/hを越えられず。。。
出だしからうねうねとした急な下りで、速度を上げられずに苦しんだ様子が判っていただけますでしょうか。判ってください
見通しのいい高速ワインディングなら下りもいいんですが、2年連続落車&骨折中で今年の目標が「落車しない骨折しない」の身としては、車もすれ違えずに所々ウェット、しかも落ち葉ありという道は、本当に嫌です。
軽くて堅いバイクは、パワーを使う登りには良かったものの、路面の悪い下りでは振動を伝えてきたりトラクションを失ったりで、良いところなし。
カーボンホイール用ブレーキシュー独特の時間差のある効きもあって、神経をすり減らしながら降りてきました。
乗りながら思ったのは、私のバイク FUJI ALTAMIRA のバランスの良さ。
High-Modカーボンなので堅いのは堅いですが、S-Works Tarmacほど堅くないので、今回のようなハードな登りでのキレは劣りますが、低回転で踏んでも高回転で回しても、それなりに進んでくれる懐の深さ。
そして、振動吸収性が良く、悪路でのトラクションも十分なので、安心して踏めます。
弱点だと思っていたダンシングでの振りにくさも、同じような動きをしてみたところ同じような振りにくさを感じたので、バイクでなく自分のスキルの問題のような気がしてきました。
もうひとつの収穫は、辛かっただけに自信がついたこと。
データ的には、日光いろは坂より長くてきつい坂なので、いろは坂もきっと登れるはず。
ヒザの痛みも出なかったので、地道にトレーニングをして、再びヒルクライマーとして復活したいという欲も。
そういう意味では、社長さんに「ありがとう」ですね。
市場動向や製品の特徴など、順調にカリキュラムをこなし、2日目の夜は懇親会。
こんなワイルドなお肉とニンニクを焼いて、ビールで乾杯。
そして、事件は起きました。
研修参加メンバーのみなさんと講師の方とで宴もたけなわ。
そのとき、取引先の社長が登場するやいなや、
「明日の午前中は、みなさんとヤビツ峠に行きましょう」
と一言。
いやいやいや、研修終わってないし、意味判らんし。
という心の叫びは届かず、講師の方も社長には逆らえずで、すぐに決定。
最終日のお昼ご飯の後に予定されていた1時間のサイクリングは、午前中の研修をキャンセルしてのヤビツ攻めに変更されてしまったのです。
そして翌日、通常の研修開始時間より30分早く集合。
ハイエースの屋根にレンタルバイクを載せ、峠の入り口まで連行。(笑)
訳がわからないまま登り始めましたが、キツイですわ。
ヤビツ峠の標高は761m。今回登った秦野市側からの道程11.7km、標高差659m、平均斜度5.6%、最大斜度12%という難所。
ちょうど、10月なのに各地で最高気温が30℃を越えた日で、暑いのなんのって。
レンタルバイクには何種類かあって、高級そうな見かけでS-Works Tarmacを選んでしまった私は敗着。フロントが53-39のノーマルクランクで、コンパクトクランクに慣れた身には辛い。。。
それでもさすがに88万円の高級バイク。
標準装備の軽いカーボンホイルのおかげもあって、何とか登り切りました。
峠では、講師の方が買ってきてくれたドリンクで一休み。
とりあえず、無事にミッションコンプリートしたので、ホッとしたのもつかの間。
そこへ現れた社長がまた一言「裏を回っても時間は変わらないだろ」
ということで、くねくねと細いワインディングの裏ヤビツを下ることに。
初めて乗る他人のバイクで、こんな道下りたくないわ!
という心の叫びは当然無視され、恐怖の下りが始まりました。
こちらがGPSロガーによる裏ヤビツの記録です。
登りのログは、途中の見晴台をゴールと誤って、リセットしてしまいました。。。
緑がルートの標高で、青線が速度。10km/hごとに横線が入っています。
下りなのに、40km/hを越えられず。。。
出だしからうねうねとした急な下りで、速度を上げられずに苦しんだ様子が判っていただけますでしょうか。判ってください
見通しのいい高速ワインディングなら下りもいいんですが、2年連続落車&骨折中で今年の目標が「落車しない骨折しない」の身としては、車もすれ違えずに所々ウェット、しかも落ち葉ありという道は、本当に嫌です。
軽くて堅いバイクは、パワーを使う登りには良かったものの、路面の悪い下りでは振動を伝えてきたりトラクションを失ったりで、良いところなし。
カーボンホイール用ブレーキシュー独特の時間差のある効きもあって、神経をすり減らしながら降りてきました。
乗りながら思ったのは、私のバイク FUJI ALTAMIRA のバランスの良さ。
High-Modカーボンなので堅いのは堅いですが、S-Works Tarmacほど堅くないので、今回のようなハードな登りでのキレは劣りますが、低回転で踏んでも高回転で回しても、それなりに進んでくれる懐の深さ。
そして、振動吸収性が良く、悪路でのトラクションも十分なので、安心して踏めます。
弱点だと思っていたダンシングでの振りにくさも、同じような動きをしてみたところ同じような振りにくさを感じたので、バイクでなく自分のスキルの問題のような気がしてきました。
もうひとつの収穫は、辛かっただけに自信がついたこと。
データ的には、日光いろは坂より長くてきつい坂なので、いろは坂もきっと登れるはず。
ヒザの痛みも出なかったので、地道にトレーニングをして、再びヒルクライマーとして復活したいという欲も。
そういう意味では、社長さんに「ありがとう」ですね。
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