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トラブったもの その2 [雑記]

実は、5月中旬に出勤中に事故に遭い、肋骨を骨折していました。
1211傷ついたロンジン・ニューコンクェスト.jpg
出勤しようと最寄り駅まで自転車で行く途中、信号のある交差点に青信号で進入したところ、左横から赤信号無視で進んできた高校生の自転車が、私の行く手を塞ぐ形になり急ブレーキ。
ジャックナイフしかかった状態で、真っ逆さまにアゴから地面に落ちてしまいました。

アゴと左胸を強打して、しばらく立ち上がれず。
数分して、ようやく動けるようになり、目の前の交番(交番のある交差点でした)で、事情を聞かれている間に自分で身体の状況をチェック。

アゴの打撲、顔面の擦過傷に加えて、頭がジーンと痛い。
むち打ちが心配で病院に行く必要がありそうだったものの、救急車を呼んでもらうほどではないと判断し、そのまま警察の方と話をしていると、だんだんと胸が痛み出してきました、
恐る恐る手で触ってみると、妙に凹みます。(笑)
折れてますよ、きっと。

いったん断った救急車出動要請ですが、骨折となると話は別。
早めの処置が肝心なので、呼んでもらうことに。

レントゲン検査の結果は、やはり骨折。
コルセットみたいなものを巻かれて帰され、会社には午後から出勤。
それから約2ヶ月間の通院治療(と言っても鎮痛剤と湿布薬を渡されるだけ)で、忙しいので休まず出社。力仕事はできないものの、フツーにお仕事をしてました。

身体がちゃんと動くようになったのは、7月下旬くらい。
そのころは既に猛暑で、自転車のトレーニングなどする気も起きずに夏は終わりです。

今年のツールドのとに不参加だったのは、スケジュール上の問題と合わせて、この事故による調整不足もあったのも事実。
無理すれば行けたのですが、9月から殺人的な業務スケジュールになってしまったことを思えば、結果的に行かなくて良かったのかも知れません。

冒頭の写真は、この事故でガラス、ベゼル、バンドなどに傷がついた愛用の時計。
8年前に購入時から電池無交換で動き続け、日本アルプスやヒマラヤの岩稜にも耐え、年間で数秒しか狂わない頼もしい相棒でしたが、ご覧のとおりの傷だらけ。

全部直すと8万5千円と言われましたが、バンド交換は止めて半額で収めました。
一応、相手方負担ではありますが、保険で賄われる補償金額は時価が最大とのことなので、多少は持ち出しで修理。
6月初旬にメーカーに送り、9月中旬に戻ってきました。

この電池が次に切れるまで、約10年。
その間、無事に過ごせますように。

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越谷のチャリおやじ

骨折までは行かなかったものの、自分も乗り始めの頃、江戸川CRでちょっと、当時は乗り始めでヘルメットもかぶっておらず、気が付いたら救急車でした。
相手がある事なので、難しいですが、最大限に注意しましょう。

by 越谷のチャリおやじ (2012-11-02 08:27) 

mizu

こんにちは。

色々大変でしたね。

都内を走る自転車は、ママチャリ、ロード問わず信号無視を
する人をとても多く見かけます。
向こうは、事故るなんて考えていないでしょうから、こちらは
更に注意が必要ですよね。

自分も含めてですが、人は何か起きてからでないと分からない
事が多いですから。
加害者の高校生も、この事で反省してくれるといいですね。


by mizu (2012-11-02 09:01) 

hippopo

! ! ! 
2輪車は特に受傷度が高いですからね...ご自愛ください。

不謹慎ですが、ジャックナイフになるほどブレーキをかけられる事に感心しました。  


by hippopo (2012-11-02 09:42) 

大宮のMarco

越谷のチャリおやじさん、
今回は、よほどバイクの操作に長けた人でないと避けられません。

上では、話を簡単にするために「信号無視」と書きましたが、実際は違います。
交番の警察官に信号無視として注意されるのを避けるため、いったんは幅3mの一方通行路(氷川参道交番からオレスクに向かう道)に入り、私と同じ方向に走り出すふりをしてUターンして「横断」しようとしたのです。
突然目の前ににふらっと出て来られて、そのままだと追突するので右に寄って追い越し体制に入ったら、後方確認もせずに右転回を初めてしまったのですから。
もう、こちらの逃げ場がないので、衝突を避けるためには停止するしかないと思い、フルブレーキした結果です。

このバイクでのフルブレーキは過去に何度かあり、滑りながら停止する傾向にあったので、今回もそれを期待したのですが、いかんせん速度が遅かった(22-3km/hくらい)だったので、フロントが必要以上にグリップしてしまい、ジャックナイフ状態となってしまいました。

今回の件は、低速でのフルブレーキの教訓として受け止め、実際にこの事故の1ヶ月後に、路地で一時停止不履行のママチャリと衝突しかかった際は、リアが持ち上がった状態でFブレーキを僅かに緩めることで衝突も転倒も回避できることを確認しております。
by 大宮のMarco (2012-11-02 19:57) 

大宮のMarco

mizuさん、ありがとうございます。
基本のルールを守ってくれないと、怖くて何もできません。
この事故のあとしばらくは、道路を歩いたり、車で走ったりするのも怖くてしかたありませんでした。

相手の子は、反省していないと思いますよ。
「ぶつかっていないのに、自分が悪いことになるんですか」とか言ってましたし、警察官の事情聴取には話が二転三転して最後まで本当のことを言いませんでしたから。
「越谷のチャリおやじ」さんへのリプで書いた事故状況は、後日、その子の親と示談の話合いをしたときに聞いたもので、警察の記録とは全く違っているはずです。

寂しい世の中になったものだと思いました。
by 大宮のMarco (2012-11-02 20:06) 

大宮のMarco

hippopoさん、ありがとうございます。
ジャックナイフは想定外でした。
「越谷のチャリおやじ」さんへのリプで書いたように、車輪がロックしたまま滑る感じで少し進んで止まると思っていましたが、それはもっと速い速度での場合だったようです。

今回のようにジャックナイフになりかけたときに、Fブレーキの操作で転倒を回避する技も身につけましたので、今後は大丈夫でしょう。
(この技を使っても、後輪が着地するときに股間を打つ危険はありますが)
by 大宮のMarco (2012-11-02 20:12) 

HiroHero

災難でしたね。

>Fブレーキの操作で転倒を回避する技も身につけました
文字通り転んでもただでは起きませんね。
あまり経験したく無い事ですが、自分も事故を経験して極限状態での動きを理解した事がありました。
どうぞご自愛下さい。
by HiroHero (2012-11-10 13:01) 

大宮のMarco

HiroHeroさん、ありがとうございます。
20km/h台前半での挙動を把握していなかったため、ヘルメットなしで顔面から路面に落ちるという醜態を世間に曝して恥ずかしいです。
BSエクステンザRR2は、フツーに使っているぶんには良いタイヤなのですが、やはり癖のあるコンパウンドが低速域で悪さをしてしまったようです。
by 大宮のMarco (2012-11-11 22:35) 

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